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⇒ uucico(8C) — NEWS-os 4.2.1R

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UUCICO(8C)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

uucico, uucpd − uucp または uux によって、キューに入ったファイルを転送する

形式

/usr/lib/uucp/uucico [ −dspooldir ] [ −ggrade ] [ −rrole ] [ −R ] [ −ssystem ] [ −xdebug ] [ −L ] [ −tturnaround ]

/etc/uucpd

解説

uucico は、システム間のファイル転送に関する実際の作業を実行します。 uucp(1C) と uux(1C) は単に、 uucico が処理するデータ転送要求をキューに入れるだけです。

次のオプションが使用できます。

−dspooldir
spooldir をスプールディレクトリとして使用します。 デフォルトは /usr/spool/uucp です。

−ggrade ジョブのグレードが grade またはそれ以上のジョブだけを送信します。 ジョブのグレードは、 uucp または uux によって、ジョブがキューに入ったときに指定されます。

−rrole role は 1 または 0 のいずれかです。これはそれぞれ、 uucico がマスタまたはスレーブで開始することを示します。 uucico を手動または cron(8) によって実行するときに、1 を使用します。 別のシステムがローカルシステムを呼び出すときに、 0 を使用します。スレーブがデフォルトです。

−R 役割を逆にします。 −r1 オプションで使用されている場合には、 これはリモートシステムに、 ローカルマシンの終了を待たずに、 そのジョブを最初に送信開始するよう指示します。

−ssystem
system というシステムだけを呼び出します。 −s が指定されず、 −r1 が指定される場合には、 uucico は作業のあるシステムをすべて呼び出そうとします。 −s が指定されている場合には、 そのシステムに作業がなくても呼び出しが行われます。 これはポーリングの際に便利です。

−xdebug debug レベルでのデバッグをオンにします。 呼び出しの失敗原因を見つけるには、 レベル 5 で始めるのがよいでしょう。 レベル 9 では、より詳しいメッセージが表示されます。 レベル 99 では、冗長なメッセージが表示されます。 role が 1(マスタ)の場合には、出力は stderr に書き込まれます。 stderr が使用不可能な場合には、出力は /usr/spool/uucp/AUDIT/system に書き込まれます。 role が 0(スレーブ)のときには、デバッグ出力は常に AUDIT ファイルに書き込まれます。

−L 「ローカル」サイトのみを呼び出します。 L.sys の中のデバイス型フィールドが LOCAL または、DIR、TCP のいずれかの場合には、サイトをローカルと見なします。

−tturnaround
turnaround を回線のターンアラウンド (役割交代) タイム(分単位)として、 デフォルトの 30 分の代わりに使用します。 turnaround がない、または 0 の場合には、 ターンアラウンドは禁止されます。 uucico は、 turnaround 分の間ずっとスレーブとして実行された後、リモートマシンと交渉し、 マスタでの実行を試みます。 uucico の初期のバージョンでは、多くの大きなファイルのある一方向への転送は、 逆方向へのメールを妨げることがありました。 ターンアラウンドコード作業では、 メッセージの流れは短時間で 双方向になります。 このオプションは新しい uucico でのみ作用し、古いものでは無視されます。

uucico が SIGFPE を受け取った場合は (kill(1) を参照のこと)、 これはトグルになっていてデバッグをオンまたはオフにします。

uucpd は、ネットワーク上で uucp 接続をサポートするためのサーバです。 uucpd は uucp サービス仕様で指定されているポートでサービス要求を listen しています(待っています)。 (services(5) を参照のこと。) このサーバは、残りのトランザクションに対して uucico を開始する前に、ログイン名とパスワードの確認をします。

uucico は普通、2つの方法で使用されます。 cron(8) によって定期的に実行されるデーモンとして使用し、 リモートシステムを呼び出します。 もう 1つは、呼び出されるリモートシステムに対する 「シェル」として使用されます。 定期的な呼び出しについて、 crontab 内の一般的な行は次のようになります。

0    ∗    ∗    ∗    ∗    /usr/lib/uucp/uucico −r1

これは、 uucico をマスタで 1時間ごとに実行します。 キューに入れられた転送要求を持っている各システムに対して、 uucico はシステムを呼び出して、 ログインし、そしてその転送を実行します。 L.sys(5) ファイルを調べて、ログイン方法についての情報を得ます。 一方 L-devices(5) は、呼び出しに使用可能な回線とモデムを指定します。

ダイアルインするリモートシステムでは、 passwd(5) ファイルのエントリは、ログイン「シェル」を uucico として 作成しなければなりません。

nuucp:Password:6:1::/usr/spool/uucppublic:/usr/lib/uucp/uucico

UUCP のリモートログイン用の UID は、UUCP の管理者ログインと 異なる限り、重要ではありません。 UUCP 管理者は UUCP ファイルを所有していますので、 この UID をリモートログインに割り付けるのは、かなり機密保護の危険があります。

関連ファイル

/usr/lib/uucp/UUCP の内部ファイル/ユーティリティ
/etc/uucp/L-devicesローカルデバイス記述
/etc/uucp/L-dialcodes電話番号と接頭辞
/etc/uucp/L.aliasesホスト名の別名
/etc/uucp/L.cmdsリモートコマンドの許可リスト
/etc/uucp/L.sysホスト接続仕様
/etc/uucp/USERFILEリモートディレクトリツリー許可リスト

/usr/spool/uucp/スプールディレクトリ
/usr/spool/uucp/AUDIT/∗監査トレースのデバッグ
/usr/spool/uucp/C./制御ファイルのディレクトリ
/usr/spool/uucp/D./入ってくるデータファイルのディレクトリ
/usr/spool/uucp/D.hostname/ 出ていくデータファイルのディレクトリ
/usr/spool/uucp/D.hostnameX/ 出ていく実行ファイルのディレクトリ
/usr/spool/uucp/CORRUPT壊れた C. および D.ファイル用のディレクトリ
/usr/spool/uucp/ERRLOGUUCP 内部エラーログ
/usr/spool/uucp/LOG/∗/∗UUCP システム活動ログ
/usr/spool/uucp/LCK/LCK..∗ デバイスのロックファイル
/usr/spool/uucp/SYSLOGファイル転送統計ログ
/usr/spool/uucp/STST/∗システムのステータスファイル
/usr/spool/uucp/TM./ファイル転送の一時ディレクトリ
/usr/spool/uucp/X./入ってくる実行ファイルのディレクトリ

/usr/spool/uucppublicパブリックアクセスのディレクトリ

関連事項

uucp(1C), uuq(1C), uux(1C), L-devices(5), L-dialcodes(5), L.aliases(5), L.cmds(5), L.sys(5), uuclean(8C), uupoll(8C), uusnap(8C), uuxqt(8C)

D. A. Nowitz と M. E. Lesk, A Dial-Up Network of UNIX Systems. 

D. A. Nowitz, Uncp Implementation Description. 

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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