SERVBACKUP(8) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
servbackup − NWS-5900バックアップツール
形式
servbackup key [ argument ... ] [ host:filesystem ]
解説
servbackup は、指定ホストの指定ファイルシステムのバックアップ、過去のバックアップ の情報表示、削除を行います。キーでバックアップについての 日付やバックアップレベルを指示します。キーとしては文字群 0123456789lradfm− から文字を指定します。 host のデフォルト値は localhost 、 filesystem のデフォルト値は /dev/sd00e です。
0−9 バックアップのレベルを指定します(0−9)。 dump(8) で指定するダンプレベルと同じです。 同一のファイルシステムで、 かつ指定のレベル未満でバックアップされた 日付の中から最新の日付をバックアップをするホストのファイル /etc/dumpdates より求め、その日付以降に変更された全ファイルをバックアップします。 もしレベルによって日付が決定されなければ、すべてのファイルがバックアップ 対象になります。したがって、オプション 0 は、ファイルシステムの全ファイルをバックアップすることを指示します。 このキーを指定しないときのデフォルトのバックアップレベルは 9 です。
a バックアップ時はバックアップを取るファイルシステムに対し umount を実行し 他からのアクセスが行われないように努めます。umount が失敗した場合このキーが 指定されている場合には確認を取らずにバックアップが実行されます。指定されない 場合はバックアップを続行するかユーザに確認を取ります。
l バックアップでメディアに保存された内容に関する情報を表示します。 host にホスト名、 filesystem にファイルシステム名を指定します。過去に取られたバックアップのリストが表示 されます
r バックアップでデータベースに登録されたバックアップ情報を削除します。 host にホスト名、 filesystem にファイルシステム名を指定します。過去に取られたバックアップのリストが表示 されますので選択してください。選択されたバックアップの情報が消去されます。
d 次の「引数」で示すディレクトリに一時ファイルを生成します。デフォルト値は /var/tmp です。
f 次の「引数」で示す磁気テープへバックアップを行うことを指示します。使用できる 磁気テープはローカルマシンの磁気テープのみです。 device(5) を用いてチェンジャーを持つデバイスかどうかの判断を行います。デフォルト値は /dev/nrst18 です。
m 次の「引数」にバックアップを記録するメディアのラベルとその位置を数字で = で 組みあわせて記述します。チェンジャーを持たない場合には位置の指定を省略でき ます。複数のメディアに渡る場合には使用する順番に "," で区切って 記述します。まず指定されたメディアが指定ドライブで使用可能でありかつ未使用で あるかどうかがチェックされます。チェンジャーを持つデバイスの場合指定された 位置からメディアをローディングを行います。現在サポートしているチェンジャーは 8mm オートチェンジャーのみです。位置の番号については chs(1) を参照してください。バックアップの開始直後にすべてのメディアのラベルと位置が 指定されたラベルと一致するかどうか検査されます。 チェンジャーが存在しないドライブでは位置の指定を省略できます。デフォルト値は volume1=1 です。
− キーに他に何も指定がない時にこのキーをつける必要があります。
例
device ファイルが以下の場合
/dev/nrst18 /dev/scsi16 EXB-8500 8mm
/dev/nrst17 NONE EXB-8500 8mm
次の例では、ホスト名 sample の /usr(/dev/sd00h) をバックアップレベル 0 でドライブ /dev/nrst18 でチェンジャー /dev/scsi16 を用いて スロット番号1 にある volume1 と スロット番号3 にある volume2 の名前のメディアにバックアップします。
servbackup 0fm /dev/nrst18 volume1=1,volume2=3 sample:/dev/sd00h
次の例では、ホスト名 backuphost の /home(/dev/sd00f) に バックアップレベル 0 でドライブ /dev/nrst17 を用いて volume3 の名前のメディアにバックアップします。
servbackup 0fm /dev/nrst17 volume3 backuphost:/dev/sd00f
関連ファイル
/usr/sony/etc/servadmin/backup/∗
/usr/sony/etc/servadmin/holder
/usr/sony/etc/servadmin/device
/usr/sony/etc/servadmin/media/∗
/usr/sony/etc/servadmin/mediatype
/etc/dumpdates
/etc/fstab
備考
NWS−5900シリーズでのみサポートされています。
関連事項
backupadmin(1), medialabel(1), chs(1), retrieve(8)
バグ
コマンドを使用する前に、 device(5) 、 mediatype(5) の設定を行ってください。
1 回のバックアップではすべて同じ記録密度、同じ長さのテープでなければいけませ ん。
dump は通常 root によって起動されるので、 リモートマシンのダンプを取る場合リモートマシンの /.rhosts ファイルに ローカルマシン名が 記述されていなければなりません。 またリモートマシンからのデータ転送は guest ユーザを用いて行うため ローカルマシンの ~guest/.rhosts ファイルに
clientroot
という記述があり、また /etc/passwd に
guest:∗:9999:31:& user:/var/home/guest:/bin/csh
という行があることを確認してください。 この設定はバックアップを行う場合のみ一時的に行ってください。上記のような 設定ができない環境ではリモートマシンのバックアップを取ることはできません。 また現在のバージョンでは リモートマシンは NEWS(NEWS−OS Release 4.2.1)に対応して います。
8mmテープユニット、8mmオートチェンジャーに対応しています。
著作権
Copyright (c) 1993 Sony Corporation
NEWS-OSRelease 4.2.1R