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ioctl(2)

rawscsi(4)

environ(7)

CHS(1)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

chs − 8mm オートチェンジャー操作プログラム

形式

chs [ −c ] [ −f devicename ] command [ arg1 ... argn ]

解説

chs は、 チェンジャーデバイスを直接コントロールするプログラムです。 チェンジャーデバイス名 devicename が指定されない場合には、 環境変数 CHANGER が使用されます。 CHANGER が定義されていないときには、 chs は、デバイス /dev/scsi16 を使用します。 chs は指定した操作を 1 度だけ実行します。 −c はコマンドに scan を使用したときのみ有効なオプションで、このオプションが指定された場合は 必ず scan が実行されます。指定されていない場合の scan はカートリッジホルダーデータベースの内容が疑わしいと判断された場合にのみ 実行されます。

利用できるコマンドを以下に示します。

move arg1 arg2
arg1 から arg2 へデータカートリッジを移動させます。8mm オートチェンジャーでは arg1 、 arg2 はそれぞれ 0 から 11 までの数字、または場所を表す名前です。0 は 8mm ドライブを、 1 から 10 は  10 巻用カートリッジホルダーの各格納位置 (一番下が 1 で上にあがる毎に 1 増えていく)、11 はグラブベースを意味します。

position arg1
arg1 へグラブベースを移動させます。8mm オートチェンジャーでは arg1 、 arg2 はそれぞれ 0 から 11 までの数字、または場所を表す名前です。0 は 8mm ドライブを、 1 から 10 は 10 巻用カートリッジホルダーの各格納位置 (一番下が 1 で上にあがる毎に 1 増えていく)、11 は 最下部の 待機位置(パーク位置)を意味します。

status
ドライブ、カートリッジホルダーのデータカートリッジの状態を報告します。

scan [ arg1 ... argn ]
argn で指定されたスロットのデータカートリッジのラベルを調べ、ラベル名と位置の 対応表 /usr/sony/etc/servadmin/holder をアップデートします。 argn にはスロット番号または位置を表す名前を指定します。 argn を 1 つも指定しない場合はすべてのスロットを調べます。

show /usr/sony/etc/servadmin/holder を参照して現在のスロットの状況を「スロット名」 と「ラベル名」の組で表示します。データカートリッジが存在しない場合はラベル名の 欄は「-」 です。データカートリッジを入れ替えた直後はこの情報は間違っている場合がありますので、 scan サブコマンドを実行して状態を最新にしてください。

 
位置の指定の仕方には数字で指定する方法と、名前で指定する方法の 2 種類があり ます。
 
名前で指定する場合カートリッジホルダーの位置と名前の関係は以下のようになっています。

       Slot10
       Slot9
       Slot8
       Slot7
       Slot6
       Slot5
       Slot4
       Slot3
       Slot2
       Slot1

chs は、 デバイスドライバに対して rawscsi(4) ioctl を行うことにより動作します。

chs は以下の値のどれかを返して終了します。
 

0 正常終了

1 前回ホルダーがスキャン(∗)されてからデータカートリッジの入れ替えが行われていないため 再スキャンを行わなかった

2 電源が ON になったかまたはリセットが起きた

3 チェンジャーのフロントドアが開けられた後閉められた

4 ランダムモードが始まって最初の動作だった

5 異常終了(6 〜 19 以外のエラーの場合)

6 ランダムモードでなかった

7 チェンジャーのフロントドアが開いている

8 カートリッジホルダーがない

9 移動先にすでにデータカートリッジが存在しているので移動できない

10 移動元にデータカートリッジが存在しないので移動できない

11 グラブベースにデータカートリッジが存在するので移動が行えない

12 移動元と移動先どちらもグラブベースだった

13 移動元が 8mm ドライブであるがドライブのフロントカバーが閉まっているので データカートリッジを格納することができない

14 移動先が 8mm ドライブであるがドライブのフロントカバーが閉まっているので データカートリッジを格納することができない

15 グラブベースにデータカートリッジが存在しているのでパーク位置に移動できない

16 グラブベースにデータカートリッジが存在しているのでドライブの位置に移動できない

17 データカートリッジが元の位置に戻らなかった

18 データカートリッジを見つけることができなかった

19 status コマンド実行中にエラーが起きた
 

関連ファイル

/dev/scsi∗汎用 SCSI インターフェース
/dev/nrsti∗ロー磁気インターフェース

関連事項

ioctl(2), rawscsi(4), environ(7)

バグ

現在サポートしているのは 8mm オートチェンジャーの操作モードがランダムモードの 場合だけです。操作モードに関しては 8mm オートチェンジャーの取扱説明書を参照 してください。
chs の出力するメッセージには「警告(Warning)メッセージ」と「エラー(Error) メッセージ」の 2 種類が あります。「警告メッセージ」は動作は実行したがカートリッジホルダー内の カートリッジの格納状況が変更した可能性がある場合にその理由をともなって 報告されます。2 〜 4 の終了コードの場合が該当します。 「エラーメッセージ」は動作の実行に失敗した場合にその理由を ともなって報告されます。6 〜 19 の終了コードの場合が該当します。

著作権

Copyright (c) 1993 Sony Corporation

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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