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REFER(1)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

refer − ドキュメント中の参照文献の検索と挿入

形式

refer [ −a ] [ −b ] [ −c ] [ −e ] [ −fn ] [ −kx ] [ −lm,n ] [ −n ] [ −p bib ] [ −skeys ] [ −Bl.m ] [ −P ] [ −S ] [ file ...  ]

解説

refer は脚注もしくは後注の参照文を検索し整形する、 nroff または troff(1) のプリプロセッサです。 また、 これは索引の作成、 検索、 並べ替え、 独立した参考文献 (もしくは適当な形式に入力されたデータ) の印刷、 などを行うためにデザインされた一連のプログラムの基本にもなっています。

不完全な引用文が十分に的確なキーワードと共に与えられているとき、 refer は参考文献のデータベースから、 タイトルや著者名、 ジャーナル、 その他について、 指定のキーワードを含む参照文を検索します。 入力ファイル (もしくは標準入力) は .[ と .] で区切られた行を 除き標準出力にコピーされます。 その行はキーワードを含んでいるとみなされ、 参考文献のデータベースからの情報によって置換が行われます。 またユーザは別のデータベースの検索や、 特定のフィールドへのオーバライト、 または新しいフィールドの追加ができます。 参照データは何を基にしたものでも troff 文字列群にアサインされます。 ms(7) のようなマクロパッケージでは、 これらの文字列から作り上げた参照テキストを出力します。 デフォルトでは、 参照文には目印として脚注番号が振られます。

次のオプションが使用できます。

−an 最初の n 人の著者名を反転する(J.A. Jones の代わりに Jones, J.A.)。 n が省略されていれば全ての著者名が反転される。

−b ベアモード : テキスト中にどんなフラグも挿入しない (番号もラベルも入らない)。

−ckeys
keys 中に含まれるキー文字のフィールドを大文字で書く (頭文字を大きくした小さな大文字) 。

−e 検出するたびに参照文を残すのではなく、 参照文を溜めておき、 次のシーケンス

.[
$LIST$
.]

に出会うと、 それまでに集めたすべての参照文を書き出す。 起源が同じ参照文を併合する。

−fn 脚注番号としてデフォルトの 1 の代わりに n をセットする。 番号ではなくラベルが用いられると、 このフラグは無動作となる。

−kx 参照番号の代りに、 参照データライン中で指定されている %x で始まるラベルを使用する。 x のデフォルトは L である。

−lm,n
参照番号の代りに、 第一著者のラストネーム及び出版年月日から 作られたラベルを使用する。 ラストネームの最初の m 文字と、 日付の数値の後 n 桁が使用される。 n と m が省略されていれば、 名前全体もしくは慣習的な日付が使用される。

−n デフォルトのファイル /usr/dict/papers/Ind を検索しない。 環境変数 REFER があれば、 デフォルトのファイルではなく、 そこに指定されたファイルが検索される。 この場合 −n フラグは効果を持たない。

−p bib
次の引数 bib を検索される参照文のファイルとして解釈する。 デフォルトのファイルは最後に検索される。

−skeys
keys 文字列中にキー文字が含まれるフィールドごとに参照を ソートする。 テキストに従って参照番号が入れ換えられる。 −e の機能を含む。 keys 中のキー文字には後ろに数字を付けることができ、 数字はこの様なフィールドがいくつ使われるかを示すものである。 + が付くと大きい数として解釈される。 デフォルトは AD であり、 第一著者名と日付でソートを行う。 例えば、 ソートをすべての著者名で行い、 次にタイトルで行う際には、 −sA+T を使用する。

−Bl.m
参考文献モード。 空白行で分けられたレコードで構成されたファイルを用い、 それを troff の入力にする。 ラベル l はマクロ .m になる。 l のデフォルトは %X であり、 .m のデフォルトは .AP (注釈パラグラフ)である。

−P 参照記号の前でなく後ろに句読点 . , ; : ? !  が置かれる。 (ピリオドとコンマは文字列の終りとして用いられる。)

−S 自然科学もしくは社会科学の形式に参照文が生成される。

ユーザ自身の参照文を使用するためには、 次に記述する形式にしなくてはなりません。 refer を実行する前に indxbib(1) を実行しておくことにより、 さらに速く検索することができます。 索引付けに失敗した場合は線形検索となります。 refer を eqn、 neqn、 tbl プリプロセッサと共に使用する際は、 パイプを通して渡されるデータの量を最小にするために refer を先頭にすべきです。

refer プリプロセッサと関連プログラムは、 空白行で分けられたレコードで構成された 参照ファイルからの入力を想定しています。 レコードは行(フィールド)の集まりであり、 それぞれ1種類の情報を持っています。 フィールドの行は % で始まり、 キー文字がその後に続き、 空白を 1 つおいて、 最後にフィールドの内容が来ます。 内容は % で始まる行が次にくるまで続けることができます。 フィールドが出力される際の順番と形式は nroff/troff (脚注及び後注) もしくは roffbib (独立した参考文献) のマクロ指定によって制御されます。 一般的なキー文字および対応するフィールドのリストは addbib(1) を参照してください。 refer の記入事項の例を次に示します。

例

%A M. E. Lesk
%T Some Applications of Inverted Indexes on the UNIX System
%B UNIX Programmer’s Manual
%V 2b
%I Bell Laboratories
%C Murray Hill, NJ
%D 1978

関連ファイル

/usr/dict/papersデフォルトの出版リストのディレクトリ
/usr/lib/refer関連プログラムのディレクトリ

関連事項

addbib(1), sortbib(1), roffbib(1), indxbib(1), lookbib(1)

著者

Mike Lesk

バグ

参考文献フィールドの行の最後にあるブランクスペースは、 レコードを間違ってソート、 入れ換えする原因となります。 極端に多い参照文のソートはコアダンプの原因となります。

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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