MKPROTO(8) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
mkproto − プロトタイプファイルシステムを構築する
形式
/etc/mkproto special proto
解説
mkproto は、新しいファイルシステムをブートストラップするために使用されます。 まず、 newfs(8) を用いて新しいファイルシステムを作り、次に、 mkproto を用い、プロトタイプファイル proto にある指示に従いながら、 古いファイルシステムから新しいファイルシステムへファイルをコピーします。 プロトタイプファイルには、 スペースまたは復帰改行で区切られたトークンが収められています。 最初のいくつかのトークンには、ルートディレクトリの指定が含まれます。 ファイルに関する指定は、ファイルのモード、ユーザ ID、グループ ID、 および初期の内容を与えるトークンから構成されます。 各フィールドの文法はモードによって違います。
ファイルのモードのトークンは、6 文字の文字列です。 先頭の文字はファイルのタイプを指定します。(キャラクタ −bcd は、それぞれレギュラーファイル、ブロック型特殊ファイル、 キャラクタ型特殊ファイル、ディレクトリファイルを指定します。) 2番目のキャラクタは u または − のいずれかで、 u はセットユーザ ID モードを指定し、 − は指定しません。 3 番目のキャラクタは、セットグループ ID を指定するかどうかを示す g または − です。 モードの残りの部分は、所有者、グループ、その他のユーザの読み出し、 書込み、実行パーミッションを指定する 3 桁の 8 進数です (chmod((1) 参照)。
10進数の 2 つのトークンが モードの後にきます。 これらの 10進数は、 ファイルの所有者のユーザ ID とグループ ID を指定します。
ファイルがレギュラーファイルである場合には、 次にくるトークンは、そこから内容とサイズがコピーされるパス名になります。
ファイルがブロックまたはキャラクタ型特殊ファイルである場合には、 メジャーおよびマイナーデバイス番号を与える 2 つの 10進数のトークンが 次にきます。
ファイルがディレクトリである場合には、 mkproto は、まずエントリ . および .. を作り、次にディレクトリ内のエントリの名前のリストと、 ファイルに関する指定(これは再帰的に)を読み取ります。 走査は、トークン $ で終了させられます。
例えば、プロトタイプの指定は次のようになります。
d−−777 3 1
usr d−−777 3 1
sh −−−755 3 1 /bin/sh
ken d−−755 6 1
$
b0 b−−644 3 1 0 0
c0 c−−644 3 1 0 0
$
$
関連事項
fs(5), dir(5), fsck(8), newfs(8)
バグ
リンクを指定するなんらかの方法が必要です。
不良ブロックを指定するなんらかの方法が必要です。
mkproto は、バージンファイルシステムにしか実行できません。 既存のファイルシステムへファイルを コピーすることができるようにする必要があります。
NEWS-OSRelease 4.2.1R