LPF_CLSIF(8) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
lpf_clsif, lpf_cls3if lpf_cls3if_s − LASER SHOT 対応 CDIF プリンタフィルタ
形式
/usr/sony/lib/lpf_clsif
/usr/sony/lib/lpf_cls3if
/usr/sony/lib/lpf_cls3if_s
解説
lpf_clsif, lpf_cls3if は、CDFF の中間出力形式である CDIF の binary file を入力として、 キヤノンのレーザービームプリンタ LASER SHOT へ出力する lpr(1) 用の出力フィルタです。 LASER SHOTには、LIPS というコマンド体系にて出力されます。 LIPSとは、LASER SHOT にファームウェアとして搭載されたページ記述言語で、 いくつかのバージョンに分けられます。 lpf_clsif はLIPS II のコマンドを、 lpf_cls3if はLIPS III のコマンドを出力するフィルタです。 LIPS III の方が高い機能を持ちますので、CDIF の再現性は良好です。 しかし、LASER SHOTの機種によっては LIPS III が使えない場合がありますので、その場合は lpf_clsif をお使いください。 lpf_clsif は、LASER SHOT用フォントカード JBM-1 あるいはその同等品に、 lpf_cls3if は JSC-1 あるいはその同等品にそれぞれ対応しています。 JSC-1 あるいは その同等品をお持ちでない場合、サブセットの lpf_cls3if_s をお使いください。この場合すべての2バイト文字は明朝体で印字されます。
使用例
これらを使用する場合、/etc/printcap にフィルタ名の 登録をする必要があります。 例えば、printer:lp に "cf" として lpf_clsif を追加する場合、lp のエントリ内に
:cf=/usr/sony/lib/lpf_clsif: のフィールドを追加します。実際に印刷を行うには、
lpr −Plp −c cdif-file のように入力してください。
関連ファイル
/etc/printcap
/usr/sony/lib/font/devnwp533/LBP/∗
/usr/sony/lib/font/devnwp533/LBP240/∗
/usr/sony/lib/font/devnwp533/CRT/∗
/usr/sony/lib/font/devnwp533/∗.out
関連事項
cdff(5), ctoif(1), lpr(1), lpf_lbpif(8)
バグ
2 バイト文字の印字には LASER SHOT に搭載された文字が使用されます。 また、描画も LIPS コマンドにより行なわれます。そのため、NEWS 用 LBP (出力は lpf_lbpif (8)による)と比較して lpf_clsif 、 lpf_cls3if による印刷は次の表のような制限があります。
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機能∗NEWS LBP LASER SHOT LASER SHOT
(lpf_lbpif) (lpf_clsif) (lpf_cls3if)
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2バイトコード拡張/マルチフォント 明朝 明朝
の書体セットの書体 ゴシック ゴシック
(18書体が使用できる)
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文字の1〜200ポイント 7.2/9.6/12 1〜200ポイント
ポイントサイズ連続 ポイント 連続
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文字の任意 縦横200% 任意
スケーリングもしくは50%
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文字の回転任意角度 左周り 任意角度
90度のみ
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文字の斜体任意角度 不可 任意角度
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外字約1000字 約120字 約120字
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ペイント16種 2種 6種
オペレーション
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線幅任意 1/3/5/7 任意
ドット
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∗NWP-533/537/543/550
ここで、 lpf_lbpif は 「拡張フォントセット」(NWF-605) または「マルチフォントセット」(NWF-629、NWF-631〜636C)を インストールした場合を、 lpf_clsif では、外付けのフォントカード JBM-1 lpf_cls3if は JSC-1 を装着した場合を記述してあります。 その他に lpf_cls3if を使っている場合の半角明朝と半角ゴシックを除く 1バイトコード(ANK)文字については以下の制限があります。
書体
タイプライター、ローマン、イタリック、ボールド、 サンセリフ、サンセリフイタリック、サンセリフボールド
文字ポイント数
6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 20, 22, 24, 26, 28, 30, 32, 34, 36ポイント
スケーリング、回転、斜体はできません。
また、印字される紙のサイズは給紙カセットの選択状態によります。 自動選択にセットされている場合はA4サイズが使われます。
lpf_clsif を使用する場合、これらの他に下記に挙げる制約があります。
(1)LASER SHOT側の設定を"ShiftJIS = OFF" としてお使い ください。"ShiftJIS = ON"となっていると、漢字が正しく出 力されない場合があります。なお、LASER SHOT の機種 により"host = ShiftJIS"のように表示される場合もあります ので、LASER SHOT のマニュアルを参照してください。
(2)印字可能領域の上限から、6.7mm までの位置にかかる文字や図形は的確に 印字されないことがあります。
lpf_cls3if を使用する場合はこれらの制約はありません。
∗ LASER SHOT は キヤノン(株)の登録商標です。
NEWS-OSRelease 4.2.1R