ISDNS(5) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
isdns − IP アドレスと ISDN/X.25 アドレスの対応表
解説
/etc/isdns により、インターネットアドレスと ISDN/PSPDN アドレスの対応を 設定します。 is(4) ISDN 回線交換により接続するホストは
hosts(5) に登録されたインターフェースアドレス
ISDN アドレス
ISDN サブアドレス(optional)
自動接続時の初期 B チャネル数(optional)
自動接続時の最大 B チャネル数(optional)
を設定します。
サブアドレスはすべての ISDN でサポートされているとは限りません。
dx(4) X.25 パケット交換網により接続するホストは
hosts(5) に登録されたインターフェースアドレス
PSPDN アドレス または ISDN アドレス
PSPDN 拡張アドレス または ISDN サブアドレス(optional)
を設定します。
各項目は、任意の数の空白またはタブによって区切られます。 ‘−’ (ハイフン) を、ISDN や X.25 番号の区切りとして使うことができます。 ‘#’ はコメントの始まりを示し、それ以降その行の終わりまでが コメントとみなされます。
いくつかのネットワークでは、 発信時と着信時でアドレスの標記方法が違います。 (例えば、市外局番の有無など) このような場合、一つのホストに対して複数行による記述が可能です。 自動発信する場合は最初の行が用いられ、着信の場合は 登録された番号のどれかに一致すれば着信を受け付けます。
また、国際接続などにより、発信者番号が通知されない場合、 ‘−’ (ハイフン) のみをアドレスとして記述することができます。 ただし、発番号がない着信をすべて受け付けるため、 セキュリティホールになる可能性がありますから、ご注意ください。 また、この発番号のない相手ホストは一つに限られます。
初期 B チャネル数は、自動発信時に接続される B チャネル数を設定します。 また、最大 B チャネル数は、さらにトラフィックによって チャネル数を自動的に増やす場合に設定します。 相手にサブアドレスがない場合に、初期 B チャネル数および最大 B チャネル数を 記述する場合には、サブアドレスフィールドに、 ‘−’ (ハイフン) のみを記述します。 初期 B チャネル数および最大 B チャネル数が省略された場合には、 それぞれ 1 として扱われます。 つまり 1 つの B チャネルのみが用いられ、トラフィックによる チャネル数の変更は行なわれません。 また、初期 B チャネル数を省略して、最大 B チャネル数のみを設定することは できません。
あなたのホストが、PSPDN に接続され、相手ホストが ISDN パケット交換に接続されている場合、通常相手ホストは、 X.121 アドレスを持ちません。 このような場合、 エスケープコード (X.122 では ``0´´ を推奨) + 国際 ISDN アドレス (E.164、国番号を含む) および、(もしあれば) サブアドレスを isdns に設定します。
逆に、あなたのホストが ISDN パケットハンドラに接続され、 相手が PSPDN に接続されている場合、 プリフィックス ``0´´ + PSPDN アドレス (X.121, Data Network Identication Code つきで) を設定します。
例を次に示します。
isdn1123-4567# ISDN
isdn206-987-654321# SUB-ADDR 21
isdn3111-2222-2# 2B
isdn4123-9876-2 4# 2B (Max 4B)
packet1262459876543# PSPDN -> PSPDN
packet24401-1234567
packet34408-9012345
packet41-0-81-3-5123-45674711# PSPDN -> ISDN
packet51-4401-1234567# ISDN -> PSPDN
/etc/isdns を更新した後では、 isdnset(8) を実行してください。
関連ファイル
/etc/isdns
関連事項
isdnset(8), isdn.conf(5), isdnload(8), inet(4F), ifconfig(8C)
NEWS-OSRelease 4.2.1R