VMSTAT(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
vmstat − 仮想メモリの統計情報を報告する
形式
vmstat [ −fsi ] [ drives ] [ interval [ count ] ]
解説
vmstat はシステムの中を探索し、通常では、プロセス、仮想メモリ、 ディスク、トラップ、 CPU アクティビティについて記録されている 統計情報を報告します。
また、次のオプションにより別の情報を報告することもできます。
−f システムが開始してからの fork と vfork の数。 それぞれの fork において必要とされた仮想メモリのページ数。
−s sum 構造体の内容。 sum 構造体は、 ブート以来発生したイベントに関連した数種のページングの総計を持っています。
−i システムが開始してからの各々のデバイスによって 引き起こされた割り込みの数。
これらのオプションのいずれも与えられなかった場合、 vmstat はシステムが ブートされてからの仮想メモリのアクティビティの要約を最初の行に報告します。 interval が指定された場合、 interval 秒毎に、その間についての要約を示す行が続きます。 vmstat 5 は 5 秒ごとにシステムが何をしているかを表示します。 これは表示間隔として良い選択です。 ある統計情報はちょうどこの間隔で システムにサンプリングされているからです。 毎秒変化するものもあります。 しばらくの間出力していると、 どれが毎秒再計算されているかが明かになるでしょう。 count が与えられた場合、統計情報は count の回数だけ繰り返されます。 フィールドの書式は以下の通りです。
procs: 様々の状態のプロセス数についての情報
r run キューの中
b リソース (I/O、ページングなど)待ち
w 実行可能または短期の休止 (20 秒以下)、ただしスワップアウトされている
memory: 仮想メモリと実メモリの使用についての情報
最後の 20 秒に走ったあるいは走っているプロセスに属する仮想ページならば、 それはアクティブであると考えられます。 ここでは、1024 バイトを「1ページ」とします。
avm アクティブな仮想ページ数
fre フリーリストのサイズ
page: ページフォールトとページングについての情報
これらは 5 秒ごとに平均され、1 秒単位で与えられます。
re 再利用するページ (疑似参照ビット)
at アタッチしたページの数 (フリーリストの中に見つけれらる)
pi ページインした数
po ページアウトした数
fr 1 秒間に解放したページの数
de 予期された短時間のメモリ不足
sr クロックアルゴリズムでスキャンしたページの数(毎秒)
disk: 毎秒ごとのディスク操作
このフィールドはシステムに依存します。 典型的には、ページングは有効ドライブにまたがって行われます。 各数字の単位はユニット数です。
faults: 1 秒ごとのトラップと割り込みの状況を最後の 5 秒間についての平均したもの。
in (クロック以外の)デバイスによる毎秒の割り込み数
sy 毎秒のシステムコール数
cs CPU のコンテクストスイッチの状況 (switches/sec)
cpu: CPU 時間の使用パーセンテージの分類
us 優先順位が普通であるプロセスと低いプロセスのユーザ時間
sy システム時間
id CPU アイドル
4 台以上のドライブから構成されるシステムに於いては、 最初の 4 台のドライブについて表示します。 vmstat に指定のドライブの表示をさせたいときは、それらの名前を コマンドライン上で与えます。
関連ファイル
/dev/kmem
/vmunix
関連事項
Installing and Operating 4.3BSD (SMM:1) の「6.5 Monitoring System Performance」の章。
NEWS-OSRelease 4.2.1R