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stty(1v)

ioctl(2)

tabs(1)

tset(1)

tty(4)

STTY(1)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

stty − 端末オプションの設定

形式

stty [ option ...  ]

解説

stty は、 標準出力の端末に対して I/O オプションをセットし、 メッセージは診断出力(標準エラー出力)に出力します。 引数を指定しないと、 端末の速度と、 デフォルトと異なるオプションの設定を報告します。 以下のオプションの 1つを指定することによって、 記述してあるような変更を行います。

all 通常使用されるオプションの設定を すべて報告します。

everything
stty が知っていることをすべて表示します。

speed 端末速度だけを標準出力に表示します。

size 端末(ウィンドウ)のサイズが行、 桁の順で標準出力に表示します。 オプションの文字列は次の中から選択します。

even 偶数パリティ入力を許可します。

−even 偶数パリティ入力を禁止します。

odd 奇数パリティ入力を許可します。

−odd 奇数パリティ入力を禁止します。

non パリティ無しの入力です。−even −odd と同じです。

−non 偶数、奇数、どちらのパリティでも入力できます。 even odd と同じです。

raw ローモードにします (入力処理せず (erase、kill、interrupt ...)。 パリティビット保存)。

−raw ローモードでないモードにします。

cooked −raw と同じです。

cbreak 受信時、一文字ごとに read(2) 可能にします。 erase、 kill 処理は行われず、 他のすべての処理 (interrupt、suspend ...)  は行われます。

−cbreak 改行を受信したときだけ文字の read が可能です。

−nl 入力では、復帰改行を改行として扱います。 出力では、改行の代わりに CR-LF を出力します。

nl 行を 終了させるのに改行だけを受け付けます。

echo 入力された文字をすべてエコーバックします。

−echo 文字をエコーバックしません。

lcase 大文字を小文字にマップします。

−lcase 大文字を小文字にマップしません。

tandem フロー制御を可能にします。 内部キューが入力によりオーバーフローの危険がある時、 システムがストップ文字を送り、 受信可能になったときスタート文字を送信します。

−tandem
フロー制御を行いません。

−tabs 表示時にタブを空白に置き換えます。

tabs タブをそのまま出力します。

ek erase および kill 文字を # と @ にセットします。

文字引数 c をとる以下のコマンドでは、 値を未定義にするには、 c を u または undef として指定します。 ^x の値のような 2 文字のシーケンスの値も、 コントロールキャラクタとして解釈されます。 ^? は DEL を意味します。

erase c erase 文字を c にセットします (デフォルトは DEL、 通常は ^H に再セットします)。

kill c kill 文字を c にセットします (デフォルトは ^U、 通常は ^X に再セットします)。

intr c interrupt 文字を c にセットします (デフォルトは ^C、 通常は DEL に再セットします)。

quit c quit 文字を c にセットします (デフォルトは control-\ です)。

start c start 文字を c にセットします (デフォルトは control-Q です)。

stop c stop 文字を c にセットします (デフォルトは control-S です)。

eof c EOF 文字を c にセットします (デフォルトは control-D です)。

brk c break 文字を c にセットします (デフォルトは未定義です)。 この文字は編集中の入力を取り込んでしまうための別の文字です。

cr0 cr1 cr2 cr3
復帰改行の遅延方式を選択 (ioctl(2) 参照)します。

nl0 nl1 nl2 nl3
改行の遅延方式を選択します。

tab0 tab1 tab2 tab3
タブの遅延方式を選択します。

ff0 ff1 ホームフィードの遅延方式を選択します。

bs0 bs1 バックスペースの遅延方式を選択します。

tty33 すべてのモードを Teletype Corporation 社 の Model 33 端末に適合させます。

tty37 すべてのモードを Teletype Corporation 社 の Model 37 端末に適合させます。

vt05 すべてのモードを Digital Equipment Corp. 社 の VT05 端末に適合させます。

dec すべてのモードを Digital Equipment Corp. 社 のオペレーティングシステムユーザに適合させます (erase、kill、interrupt 文字を ^?、^U、^C にし、 decctlq および newcrt を選択)。

tn300 すべてのモードを General Electirc 社 の TermiNet 300 に適合させます。

ti700 すべてのモードを Texas Instruments 社 の 700 シリーズの端末に適合させます。

tek すべてのモードを Tektronix 社の 4014 端末に適合させます。

0 電話回線をただちに切ります。

50 75 110 134 150 200 300 600 1200 1800 2400 4800 9600 19200 38400 exta extb
端末ボーレートを、 可能であれば指定の速度に設定します (これらはの DH-11 インターフェースでサポートされる速度です)。

rows n 端末サイズが n 桁であると記憶します。

columns n
端末サイズが n 行であると記憶します。

cols n columns の短縮形です。

csh(1) のジョブコントロール処理をサポートし、 基本ドライバより機能が優れている端末ドライバについて、 tty(4) に詳細が記述されています。 以下のオプションはそれに限って適用されます。

new 新しいドライバを使用します。 この切り替えにより先行入力は捨てられます。

old 基本ドライバを使用します。

crt オプションを CRT 向きに設定します。crtbs、ctlecho、1200 ボー以上なら crterase と crtkill です。

crtbs erase 文字に対しバックスペースをエコーします。

prterase 印字端末で、 消去された文字を \ と / の間で逆方向にエコーします。

crterase 消去された文字を、 バックスペース−スペース−バックスペースで消します。

−crterase 消去文字を表示させておきます。 バックスペースするだけです。

crtkill 入力された文字を、 crterase により kill されたように消します。

−crtkill line kill 時に、 line kill 文字および改行だけをエコーします。

ctlecho コントロールキャラクタを ^x のように エコーします。削除は ^? です。 EOT 文字 (control-D) に続いて 2個のバックスペースを出力します。

−ctlecho コントロールキャラクタは、 それ自身をエコーします。 cooked モードでは EOT (control-D) はエコーされません。

decctlq 出力が保留 (通常 ^S による) された後、 スタート文字 (通常 ^Q) だけでリスタートします。 これは DEC 社のベンダーが供給するシステムと互換性があります。

−decctlq 出力が保留された後、 何か文字をタイプするとリスタートします。 スタート文字は出力をリスタートさせるだけで、 入力文字とはなりません。 これはデフォルトです。

tostop 端末に出力しようとした バックグラウンドジョブは停止します。

−tostop バックグラウンドジョブから端末への出力が許可されます。

tilde 出力で、 ~ を ‘ に変換します (Hazeltine 端末用)。

−tilde ~ のままにしておきます。

flusho control-O を 入力すると出力は通常廃棄されます (内部状態ビット)。

−flusho 出力は廃棄されません。

pendin cbreak から cooked に切り替えられた後、 入力がペンディングされます。 そして、 read がペンディングになるか、 さらに入力が到着した時、 再入力されます (内部状態ビット)。

−pendin 入力はペンディングされません。

pass8 すべてのモードで、 全 8ビットを入力に渡す。

−pass8 ローモード時を除き、 入力の 0200 bit を取り去ります。

mdmbuf キャリア変化で出力を開始/停止させます。

−mdmbuf
キャリアが落ちた後、 書き込みが行われるとエラーを返します。

litout 処理を加えず出力文字を送信します。

−litout 遅延の挿入その他、 通常の出力処理を 行います。

nohang キャリアが落ちてもハングアップシグナルを送りません。

−nohang キャリアが落ちた時、 ハングアップシグナルを制御プロセスグループに送ります。

noflsh interrupt 文字を入力しても、 保留になっている入出力をフラッシュしません。

−noflsh interrupt 文字を入力した時、 保留になっている入出力をフラッシュします。

etxack ダイアブロ方式の etx/ack ハンドシェークです (実装されていません)。

以下の特殊文字は、new 端末ドライバだけに適用されます。 通常これらは変更しません。

susp c プロセス保留文字を c にセットします (デフォルトは control-Z)。

dsusp c ディレイドプロセス保留文字を c にセットします (デフォルトは control-Y)。

rprnt c 行再表示文字を c にセットします (デフォルトは control-R)。

flush c 出力flush文字を c にセットします (デフォルトは control-O)。

werase c word 消去文字を c にセットします (デフォルトは control-W)。

lnext c literal next 文字を c にセットします (デフォルトは control-V)。

以下のコマンドは、 漢字端末ドライバのモードを切り替えるために使用します。

sjis,  mskanji
シフトJIS 端末モードを選択します。

euc EUC 端末モードを選択します。

jis,  jiskanji
JIS 端末モードを選択します。

tca TCA (台湾コード) 端末モードを選択します。

ascii, −sjis, −mskanji, −euc, −jis, −jiskanji −tca
漢字端末モードをキャンセルし、 ASCII 端末モードを選択します。

sys 環境変数 LC_CTYPE または環境変数 LANG で指定された文字コードが EUC であれば、 端末ドライバの内部コードを EUC に設定します。 そうでなければ、 端末ドライバの内部コードをシフト JIS コード に設定します。

sys sjis 端末ドライバの内部コードをシフト JIS コード に設定します。

sys euc 端末ドライバの内部コードを EUC に設定します。

以下のコマンドは、JIS 漢字端末でのみ使用可能で、 ドライバが使用するコントロールコードを選択します。

knj.bs1
漢字1文字を削除するのに、 バックスペース1個を必要とする端末(例: KJ−100)。

knj.bs2
漢字1文字を削除するのに、 バックスペース2個を必要とする端末。

knj.grph
漢字を空白にするのに、全角のスペースを必要とする端末(例: NJC−1401)。

esc.alw
改行コードを受信した時、 端末が常に ASCII へ切り替えるエスケープシーケンスを 送信するように指示します。

jin c 漢字コードを指示するエスケープシーケンスの最後の文字を c とします (デフォルトは B)。

jout c ASCII コードを指示するエスケープシーケンスの最後の文字を c とします (デフォルトは J)。

関連事項

stty(1v), ioctl(2), tabs(1), tset(1), tty(4)

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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