SCN(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
scn − イメージリーダドライブプログラム
形式
scn [ options [ > outfile ]
解説
scn コマンドは option で指定されたモードで イメージリーダ (NWP-534、NWP-540、NWP-544、NWP-548、NWP-5601+NWP-5602) から 画像イメージを読み出して、標準出力に出力します。 従って、読み込んだイメージをファイルに格納するには、 リダイレクト機能を用いてファイル名を指定します。
オプション
−ar[ea] N
読み取り領域を指定します。指定可能な N の値を次表に示します。 デフォルトは、A4 サイズです。(NWP-544 の場合は A3) 定型以外のサイズを読み取る場合、N に 0 を指定し、 −wi (後述) と併用して指定します。
Nの値機能
0−wi 使用
1A4
2A5∗3
3B5
4B6∗1
5封筒∗1
6ハガキ∗1
7A6∗1
10Mini∗1
11Letter
12Letter 横 ∗2
13Ledger∗2
14Legal∗2
15A3∗2
16A4 横∗2
17B4∗2
18B5 横∗2
99指定なし(初期値)
∗1 NWP-540 ではサポートしていません。
∗2 NWP-544 のみサポートしています。
∗3 NWP-544 ではサポートしていません。
−wi[ndow] sx sy wd ht
自由な位置を読み込む場合に −ar 0 と併用してドット数を指定します。 以下に、4 つの引数の意味を示します。
sx始点の X 座標
sy始点の Y 座標
wdウィンドウの幅
htウィンドウの高さ
−res[olution] res
読み込みの解像度を指定します。 解像度 res は、400、300、200、150、100、75 の中から 指定します (dpi 単位)。デフォルトは、300 です。 NWP-534 では、400 の指定はサポートしていません。
−mo[de] N
読み込みのモードを指定します。 指定可能な N の値を次表に示します。
Nの値 機能
02値(初期値)∗7
1ディザパターン No.1∗4∗7
2ディザパターン No.2∗4∗7
3ディザパターン No.3∗4∗7
4ディザパターン No.4∗1∗4∗7
5ディザパターン No.5∗1∗4∗7
6ディザパターン No.6∗1∗4∗7
7ディザパターン No.7∗1∗2∗4∗6∗7
9白黒多値(4ビット)∗2∗4∗7
10フルカラー(24ビット)∗3
12白黒多値(8ビット)∗3
13写真ファイン(ディザ)∗5
14ハイコントラスト∗5
∗1 NWP-548 ではサポートしていません。
∗2 NWP-540 ではサポートしていません。
∗3 NWP-548/5601+5602 のみ有効です。
∗4 NWP-544 ではサポートしていません。
∗5 NWP-544 のみ有効です。
∗6 NWP-534 ではテストパターンが表示されます。
∗7 NWP-5601+5602 ではサポートしていません。
−noae AE (自動濃度調整) を解除します。 白黒イメージリーダ (NWP-534/540/544) の場合、 このオプションを使用しないと −li オプションは無効になります。 カラーイメージリーダ (NWP-548/5601+5602) では無効です。
−li[ght] num
読み込みの明るさを指定します。 デフォルトは、0 です。 白黒イメージリーダ (NWP-534/540/544) の場合、 −noae オプションを併用しないとこのオプションは無効になります。 指定可能な num の値を次表に示します。
2 値ディザ白黒カラー
NWP-534−7〜7−2,0,2調整不可読込不可
NWP-540−7〜7−1,0,1読込不可読込不可
NWP-544−8〜8−8〜8読込不可読込不可
NWP-548−3〜3−3〜3−3〜3−3〜3
NWP-5601読込不可読込不可−5〜5−5〜5
−sc[ale] num
50 〜 200 (%) の整数で、倍率を指定します。 デフォルトは、100 (等倍) です。
−Sc[ale] sx sy
X 方向、Y 方向の倍率を sx、sy に 50 〜 200 (%) の整数で指定します。 デフォルトは、100 (等倍) です。
−mi[rror]
鏡像 (左右反転) 読み込みを指示します。
−rev[erse]
ネガ (白黒反転) 読み込みを指示します。
−fo[rmat] type
出力ファイルのデータフォーマットを指定します。 出力可能フォーマット form は、 xwd、 scn、 tiff、 cdff です。 デフォルトは、ヘッダに何も付きません。
−h[eader]
scn フォーマットでイメージデータを出力します。
ただし、このオプションは次期バージョンでは廃止されます。 −format scn をご使用ください。
−v[erbose]
scn コマンドのメッセージを表示します。 このオプションを指定しないとメッセージを表示しません。
−dev[ice] dev_file
イメージリーダのデバイスファイルを指定します。 白黒イメージリーダ NWP-534/540 では、デフォルトは /dev/ir です。 カラーイメージリーダ NWP-548/5601+5602 では、/dev/scsi06 です。 A3 イメージリーダ NWP-544 では、デフォルトは /dev/ib です。
−help オプションの説明を標準エラー出力に表示します。
以下のコマンドはセグメントを使用する場合のオプションで、 カラーイメージリーダ (NWP-548/5601+5602)、A3 イメージリーダ (NWP-544) では サポートしていません。
−se[gment] sx sy wd ht
セグメント領域の座標とサイズをドット数で指定します。 以下に 4 つの引数の意味を示します。
sxX 座標アドレス
syY 座標アドレス
wdセグメントの幅
htセグメントの高さ
−Mo[de] imode omode
セグメント内とセグメント外の読み込みのモードを指定します。 指定可能な imode、omode の値を次表に示します。
imode omode の値 機 能
02 値 (デフォルト)
1デイザパターン No.1
2デイザパターン No.2
3デイザパターン No.3
4デイザパターン No.4
5デイザパターン No.5
6デイザパターン No.6
7デイザパターン No.7 ∗1
11白
∗1 NWP-540 ではサポートしていません。
−Rev[erse] irev orev
セグメント内、セグメント外のポジ/ネガモードを irev、orev に指定します。 irev、orev には 0 (ポジ) または 1 (ネガ) のいずれかの値を 指定します。
終了コード
scn コマンドの終了コードを以下に示します。
終了コード 内容
0正常に終了しました。
1イメージリーダが異常です。
2読み取りデータが多すぎます。
3サポートされていない設定があります。
4指定されたイメージリーダが使用中です。
注意事項
NWP-548 (カラーイメージリーダ) の場合、 読み取り中一定時間以上アクセスがないと、イメージリーダはタイムアウトします。 この場合は、負荷を軽くして再度実行してください。
カラープリンタイメージリーダ NWP-5601+NWP-5602 の場合、 読み取りの途中で中断などを行なった際には、NWP-5601 本体の onL の表示が消えるのを確認した後に再度実行してください。
また NWP-534 (白黒イメージリーダ) は約 2 Mbytes、 NWP-540 (白黒イメージリーダ) は、約 3 Mbytes 以上の イメージデータを読み込むことはできません。
関連ファイル
/dev/scsi06
/dev/ir
/dev/ib
関連事項
著作権
Copyright (c) 1990, 1991, 1992, 1993 Sony Corporation
NEWS-OSRelease 4.2.1R