XEDIT(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
xedit - X 用の簡単なテキストエディタ
形式
xedit [ -toolkitoption ...] [ filename ]
オプション
xedit は、すべての標準の X ツールキットのコマンド行オプション(X(1) 参照) を受け付けます。 コマンド行オプションの順序は自由です。
filename 起動中にロードするファイルを指定します。 これは、編集されるファイルです。 ファイルが指定されないと、 xedit はファイルをロードさせるか、 xedit が起動した後に新しいファイルを作成します。
解説
xedit は、次の 4 つの領域から成るウィンドウを提供します。
Commands Sectionxedit の終了、ファイルのセーブ、 編集ウィンドウに新しいファイルをロードする、 といったコマンドリストです。
Message Windowxedit からのメッセージを表示します。 さらに、このウィンドウは、スクラッチパッドとして使用することもできます。
Filename Display現在編集中のファイル名を表示します。 また、このファイルが Read - Write であるか Read Only であるかも表示します。
Edit Window編集中または作成中のファイルのテキストを表示します。
編集
アテナ テキスト ウィジェットは、 このアプリケーションの3つの部分でテキスト入力に使われています。 入力された文字は現在マウスカーソルがあるテキスト ウィジェットに送られます。 もしマウスカーソルがテキスト ウィジェット上になければ、 キー入力はアプリケーションに何の影響も与えません。 これはダイアログ ウィジェットをポップアップさせる 特別なキーシーケンスに対しても同様です。 従って Filename Display Window 上で Control-S を入力すると、 Edit Window ではなく、 Filename Display Window でサーチを可能にします。
Message Window と Edit Window はテキストが大き過ぎてウィンドウに収まらない時、 スクロールバーをつけます。 垂直方向のスクロールはデフォルトでは許されていませんが、 テキスト ウィジェットのリソースでオンにできます。 正確なりソース定義は Athena Widget Set を御覧下さい。
コマンド
Quit現在の編集セッションを終了します。 任意の変更がセーブされていない場合、 xedit は警告メッセージを表示し、ファイルをセーブさせます。
Saveファイルバックアップが許可されているならば (リソース 参照)、 xedit は編集していないオリジナルファイルを <prefix>file<suffix> に移し、 そして file を Edit Window の内容で重ね書きします。 ファイル名は Load ボタンの右側の テキスト ウィジェットから直接とられます。
Loadこのボタンのすぐ右側のテキスト ウィジェットにあるファイル名のファイルをロードし、 Edit Window に表示します。 現在表示されているファイルが修正されているならば、 ユーザにセーブをするか load をもう一度押すように警告します。
リソース
xedit に対して有効なリソースを次に挙げます。
enableBackups (Class EnableBackups)
存在するファイルにセーブしようとした時そのセーブの前に、 xedit がオリジナルファイルを <prefix>file<suffix> にコピーすることを指定します。 デフォルトは "off" で、バックアップは作られないことを意味しています。
backupNamePrefix (Class BackupNamePrefix)
バックアップファイルの名前の前に付けられる文字列を指定します。 デフォルトでは何も前には付けられません。
backupNameSuffix (Class BackupNameSuffix)
バックアップファイルの名前の後ろに付けられる文字列を指定します。 デフォルトでは ".BAK" が後ろに付けられます。
ウィジェット
リソースを指定するには、 xedit を構成しているウィジェットの階層構造を知っていると便利です。 下の表記で段づけは階層構造を示しています。 ウィジェットのクラス名が最初で、その後にインスタンス名が示してあります。
Xedit xedit
Paned paned
Paned buttons
Command quit
Command save
Command load
Text filename
Label bc_label
Text messageWindow
Label labelWindow
Text editWindow
環境変数
DISPLAY
デフォルトのホストとディスプレイ番号を得るのに使います。
XENVIRONMENT
RESOURCE_MANAGER プロパティにストアされている リソースを変更するためのファイル名を得るのに使います。
関連ファイル
/usr/lib/X11/app-defaults/Xedit - 必要なりソースを指定します。
関連事項
X(1), xrdb(1), Athena Widget Set
制限
undo 機能がありません。
著作権
Copyright 1988, Digital Equipment Corporation.
Copyright 1989, Massachusetts Institute of Technology.
権利と許可の完全な声明文については X(1) を参照のこと。
著者
Chris D. Peterson, MIT X Consortium
NEWS-OSRelease 4.1C