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X(1)

XGetDefault(3X)

XRDB(1)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

xrdb − X サーバのリソースデータベースユーティリティ

形式

xrdb [−option ...] [filename]

解説

xrdb は画面 0 のルートウィンドウの RESOURCE_MANAGER プロパティの内容を 取り出したり、設定するのに使用されます。 このプログラムは通常 X のスタートアップファイルから実行します。 リソースマネージャ ( Xlib ルーチン XGetDefault(3X) および X Toolkit により使用される ) はアプリケーションのための色、フォント などについてのユーザの好みを調べるために RESOURCE_MANAGER プロパティを 使用します。 この情報をディスクではなくサーバ ( ここですべてのクライアントがこれを 使用できる ) 上にもつと、使用するおのおののマシンの defaults ファイルも保守しなければならないという前のバージョンの X における問題を 解決します。 これはまたファイルを編集することなしにデフォルトの動的な変更を可能に します。 互換性のため、もし RESOURCE_MANAGER プロパティが定義されていないと (xrdb が実行されなかったため、またはプロパティが削除されたなら)、 リソースマネージャは、ホームディレクトリから .Xdefaults と呼ばれるファイルを捜します。 オプションとして、 filename ( 入力ファイル名が - または指定されていない場合は標準入力 ) は サーバの能力に基づいて次のようにシンボルが定義された C プリプロセッサ に渡されます。

SERVERHOST=hostname
接続されるディスプレイのホスト名部分

HOST=hostname
SERVERHOSTと同じ

CLIENTHOST=hostname
xrdb が起動されたマシンのホスト名部分

RELEASE=num
ベンダーに依存するサーバのリリースナンバ

REVISION=num
サーバでサポートされる X プロトコルのマイナーバージョン ( 普通は 0 )

VERSION=num
サーバでサポートされる X プロトコルのメジャーバージョン ( 普通は 11 )

VENDOR=vendor
サーバを提供するベンダーの名前

WIDTH=num
画面の幅 ( ピクセル単位 )

HEIGHT=num
画面の高さ ( ピクセル単位 )

X_RESOLUTION=num
スクリーンの X 解像度 ( ピクセル/m 単位 )

Y_RESOLUTION=num
スクリーンの Y 解像度 ( ピクセル/m 単位 )

PLANES=num
デフォルトビジュアルについてのビットプレーン数

BITS_PER_RGB=num
RGB カラー指定における有効ビット数。これはハードウェアが 生成できる各一次ドメインの異なるシェード数の 2 を底とする対数です。 これはプレーンの数には関係ないことに注意してください。 プレーンの数はカラーマップの大きさの2を底とする対数です。

CLASS=visualclass
StaticGray、GrayScale、StaticColor、PseudoColor、TrueColor、 DirectColor のうちの 1つ

COLOR
デフォルト省略時のビジュアルタイプがカラーオプションのひとつである 場合にだけ定義されます。 感嘆符 (!) で始まる行は無視され、注釈として使用することができます。

オプション

xrdb プログラムは次のオプションを受けます :

−help このオプション (または任意のサポートされていないオプション) は 表示可能なオプションおよびパラメータの簡単な解説を表示します。

−display display
このオプションは使用する X サーバを指定します ; X(1) 参照。

−n このオプションはプロパティ (−load とともに使用される場合 ) またはリソースファイル (−edit とともに使用される場合 ) への 変更が標準出力上に表示されるが、実行はしないことを示します。

−quiet このオプションは重複入力についての警告を表示しないことを示します。

−cpp filename
このオプションは使用される C プリプロセッサプログラムのパス名を 指定します。 xrdb は CPP を使用するように設計されていますが、フィルタとして働き、 −D、−I、−U オプションを受け取るプログラムはどれでも使用することが できます。

−nocpp このオプションは xrdb が、入力ファイルを RESOURCE_MANAGER プロパティにロードする前に、 プリプロセッサを介して実行しないことを示します。

−symbols
このオプションは、プリプロセッサ用に定義されたシンボルを標準出力に 表示することを示します。 これは −query とともに使用できますが、 RESOURCE_MANAGER プロパティを変更する オプションとは一緒に使用できません。

−query このオプションは RESOURCE_MANAGER プロパティの現在の内容を標準出力に 表示することを示します。 入力リソースファイルの中のプリプロセッサコマンドは入力ファイルの 一部であり、プロパティの一部ではないので、このオプションからは出力 されないということに注意してください。 −edit オプションは、プリプロセッサコマンドを壊すことなくプロパティの内容を 入力リソースファイルの中にマージするために使用することができます。

−load このオプションは入力が、すべてを置き換えて ( すなわち古い内容は 削除されます ) 新しい RESOURCE_MANAGER プロパティの値としてロードする ことを示します。 これはデフォルトの動作です。

−merge このオプションは入力が、置き換えでなく、 RESOURCE_MANAGER プロパティの 現在の内容とマージすることを示します。 xrdb は標準入力は読めるので、このオプションは RESOURCE_MANAGER プロパティの 内容を端末またはシェルスクリプトから直接変更するのに使用されます。 このオプションは、二つの入力を辞書式順序に並び変えるので、 思うような結果にならない場合もあります。しかし、バックワードコンパチビリティは 残されています。

−remove
このオプションは RESOURCE_MANAGER プロパティがそのウィンドウから 削除することを示しています。

−retain このオプションは、すべてのクライアントがいなくなっても、サーバがリセットされない ことを表します。

−edit filename
このオプションは RESOURCE_MANAGER プロパティの内容が、そこにリスト されている数値を置き換えて、与えられたファイルの中に編集することを 示しています。 このためデフォルトに対して行った変更を、注釈やプリプロセッサの行を 確保して、リソースファイルに書き戻すことができます。

−backup string
このオプションはバックアップファイルを生成するために、 −edit とともに使用されるファイル名につけるサフィックスを指定します。

−Dname[=value]
このオプションはプリプロセッサへ渡され、 #ifdef のような条件とともに使用するシンボルを定義するのに使用されます。

−Uname
このオプションはプリプロセッサへ渡され、このシンボルの定義を削除する のに使用されます。

−Idirectory
このオプションはプリプロセッサへ渡され、 #include で参照されるファイルを捜すためのディレクトリを指定するのに 使用されます。

関連ファイル

通常は、 ~/.Xdefaults ファイル

関連事項

X(1), XGetDefault(3X), Xlib Resource Manager documentation

環境

DISPLAY
使用するディスプレイを得るためのもの。

バグ

引数なしのデフォルトは、他のプログラムと矛盾が生じないように、 重ね書きするのではなくて、照会するべきです。

著作権

Copyright 1988, Digital Equipment Corporation. 

著者

Phil Karlton、Jim Gettys によってオリジナルが書き換えられた。

NEWS-OSRelease 4.1C

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