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⇒ lpf_smbj10(8) — NEWS-os 4.2.1R

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lpr(1)

sysinfo(5)

printcap(5)

LPF_SMBJ10(8)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

lpf_smbj10 − キヤノン BJ-10 対応ラインプリンタフィルタ

形式

/usr/sony/lib/lpf_smbj10
/usr/sony/lib/lpf_sjbj10

解説

lpf_smbj10 は、 キヤノン社製 BJ-10 シリーズのモノクロプリンタへ日本語のプレーンテキストを出力する lpr(1) 用の出力フィルタです。

このフィルタは、 リンクにより二つの名前を持っており、 起動の仕方によって、以下のように動作します。

● lpf_smbj10 で起動された場合
/etc/sysinfo ファイル (sysinfo(5) 参照) に記述されているシステム変数 BJ に従って、文字コードや文字セットを次のように設定します。

言語(コード)/etc/sysinfo ファイルの内容
-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−-−
日本語(SJIS)BJ=sjisまたは BJ=\E%S\E(J\E)I
日本語(EUC)BJ=eucまたは BJ=\E%@\E(B\E$)B\E∗I\E$+B

ESC は、\E または \033 と記述できます。
BJ がない場合、 入力が日本語 EUC テキストであるものとして動作します。
BJ=\E%S\E(B\E)I とすると、 シフト JIS でも 0x5c を「¥」ではなく「\」として、また 0x7e も「 ̄」では なく「〜」として印字できます。

● lpf_sjbj10 で起動された場合
入力が日本語 シフト JIS テキストであるものとして動作します。

このファルタは、ISO 2022 (JIS X 0202) の規格に一部準拠しているので、 テキスト中にある次ぎに挙げるエスケープシーケンスや制御コードにより、 文字コードや文字セットを変更することが出来ます。 したがって、これらを使った JIS コードのテキストも入力として使用できます。

文字コードの変更

ESC % @ISO 2022 (JIS X 0202 または EUC)
ESC % Sシフト JIS コード(非標準)
 非標準とは ISO 2022 の規格外の文字コードということです。

文字セットの呼出しSI (0x0f) LS0: G0 を GL に呼び出す
SO (0x0e)LS1: G1 を GL に呼び出す
ESC nLS2: G2 を GL に呼び出す
ESC oLS3: G3 を GL に呼び出す
 ESC ~LS1R: G1 を GR に呼び出す
ESC }LS2R: G2 を GR に呼び出す
ESC |LS3R: G3 を GR に呼び出す
 SS2 (0x8e)SS2: 次の 1 文字に限り、G2 を GL に呼び出す
SS3 (0x8f)SS3: 次の 1 文字に限り、G3 を GL に呼び出す
ESC NSS2: 次の 1 文字に限り、G2 を GL に呼び出す
ESC OSS3: 次の 1 文字に限り、G3 を GL に呼び出す
 GL: 0x20〜0x7f、GR: 0xa0〜0xff。
G0 は GR に呼び出せません。
SS2、SS3 で文字セットを GR にも呼び出せます。

文字セットの指示ESC ( F 94 文字セットを G0 に指示する
ESC ) F94 文字セットを G1 に指示する
ESC ∗ F94 文字セットを G2 に指示する
ESC + F94 文字セットを G3 に指示する
 ESC $ F94x94 文字セットを G0 に指示する
ESC $ ( F94x94 文字セットを G0 に指示する
ESC $ ) F94x94 文字セットを G1 に指示する
ESC $ ∗ F94x94 文字セットを G2 に指示する
ESC $ + F94x94 文字セットを G3 に指示する
 F は文字セットを示す終端文字(final character)です。後述。

指示できる文字セット F● 94 文字セット
BASCII (ANSI X3.4-1986、ISO 8859-1 の左)
JJIS ローマ文字 (JIS X 0201-1976)
IJIS 片仮名 (JIS X 0201-1976)
 ● 94x94 文字セット
B日本語漢字 (JIS X 0208-1983)
 

制御コードBS (0x08)バックスペース(後退)
HT (0x09)水平タブ(8 文字置きの固定)
NL (0x0a)ニューライン(改行)
FF (0x0c)フォームフィード(改ページ)
CR (0x0d)キャリッジリターン(復帰)

使用例

このフィルタを使用する場合、 /etc/printcap にフィルタ名を登録する必要があります。

例えば、 printer:lp に "if" として lpf_smbj10 を追加する場合、lp のエントリ内に

:if=/usr/sony/lib/lpf_smbj10: のフィールドを追加します。印刷を行なうには、

lpr −P printer text-file の用に入力してください。

バグ

 
フィルタはシートフィーダが装着されているかいなかを自動判別できません。 シートフィーダが装着されている場合、その旨プリンタ側のディップスイッチ等の設定 を行なう必要があります。
 
印字開始位置は、紙の上端から 8.5mm と設定されて なければなりません。これは、工場出荷時のディップスイッチ等の 設定と違うことがあります。 詳しくは、プリンタのマニュアルをご覧下さい。
 
逆改行(0x1b 0x37)、逆半改行(0x1b 0x38)、 は復帰(0x0d)のみを行ない、また 半改行(0x1b 0x39)は、復帰改行(0x0d 0x0a)と同じとなります。
 

関連事項

lpr(1), sysinfo(5), printcap(5)

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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