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⇒ ibd(8) — NEWS-os 4.2.1R

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IBD(8)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

ibd − イメージボードエミュレーションデーモン

形式

/usr/sony/etc/ibd [ −d ] [ −b 242 | 243 ]

解説

ibd は、NWS-5000/5900 シリーズにおいて イメージボードをエミュレートするデーモンです。 NWS-5000/5900 シリーズではイメージボード自体はサポートされませんが、 このデーモンにより NWS-3000 シリーズにおける イメージボードと同等の実行環境が提供されます。

アプリケーションがイメージボードのデバイスを open すると、 エミュレーションデーモンは fork し、メモリをアロケートし、 LBP (unit 0), IR (unit 0)をオープンします。いずれかのボードが 他のプロセスで使用中の場合、アプリケーションで呼びだした 関数 ib_open にも BUSY が返ります。 いずれのボードも接続されていない場合でも、ib_open 自体は 失敗しません。その周辺機器が接続されていないとして動作します。
エミュレーションデーモンは以後のアプリケーションの要求を デバイスドライバ経由で受け取り、周辺機器に対する要求は それぞれのボードに処理を要求します。イメージ処理については デーモン自体が2値イメージライブラリを使用して処理します。
アプリケーションがイメージボードデバイスをクローズすると fork したデーモンも終了し、周辺機器とメモリを解放します。

−b type
エミュレーションするイメージボードの種類を指定します。 type が 242 の場合は NWB-242 (A4 用のイメージボード)、 243 の場合は NWB-243 (A3 用のイメージボード) がエミュレートされます。 指定されない場合は NWB-242 がエミュレートされます。

−dオプションが指定されると ibd は daemon として動作します。 (fork して、自分はただちに終了します。)

NEWS-OS をインストールした直後は /etc/rc.local において イメージボードエミュレーションデーモンを起動する部分が
 ’#’ によりコメントアウトされています。この部分の行の先頭の
 ’#’ を削除することにより、システム起動時に自動的にデーモンが起動されます。

/var/sony/etc/ibd.conf が存在するとデーモンの起動時に 読み込まれます。 コンフィギュレーションファイルでは -b オプションに相当する記述として "NWB242" または "NWB243" を記述します。

関連ファイル

/usr/sony/etc/ibd.conf.skelコンフィギュレーションファイルのひな形
/var/sony/etc/ibd.confコンフィギュレーションファイル

関連項目

ibdemo(1), ib(4), libib(3)
「NEWS-OS Release 4.2.1 プログラマーズガイド/イメージボードライブラリ」、 「NEWS-OS Release 4.2.1 ユーザーズガイド/イメージボードデモプログラム」

バグ

エミュレーションデーモンでは /dev/lbp に対する ioctl、/dev/ir に対する ioctl はサポートされません。 アプリケーションが LBP または IR のどちらかしか使わない場合でも 両方のデバイスを占有します。 unit 0 以外の LBP、IR を使用することはできません。 イメージボードに相当する、少なくない量のメモリを消費します。 また、アプリケーションとデーモンの間で余計なコピーが発生します。 NEWS-OS 4.2.1 で提供される新しいインターフェースを使用することにより これらの問題を回避することができます。

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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