ATDUMP(8) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
atdump − ネットワーク上の AppleTalk パケットをダンプする
形式
atdump [ −i interface ] [ −e ] [ −x ] [ −p ] [ −t ] [ −phase EtherTalkPhase ] [ −aarp ] [ −ddp ] [ −rtmp ] [ −nbp ] [ −atp ] [ −aep ] [ −zip ] [ −pap ] [ −asp ] [ −adsp ] [ −other ]
解説
atdump はネットワーク上の AppleTalk パケットを受けとり、指定され たパケットを指定された形式で標準出力に出力します。 このプログラムは AppleTalk ネットワークのテスト、計測、管理のためのもの です。主としてこれは手動による障害の切り分けのために使用され るべきです。atdump の実行はマシンに負荷を強いることにな るので、通常の操作または自動化されたスクリプトから atdump を実行するのは やめてください。 出力された内容を理解するためには、AppleTalk プロトコルの知識がかなり 必要です。出力のフォーマットも AppleTalk の知識がないとほとんど理解 できない場合もあります。 RTMP、NBP、AEP、ZIP、ADSP のパケットの区別は、 DDP パケットの type フィールドによって行われます。 また、ATP でソースソケットまたはデスティネーションソケットが ZIP ソケットの場合も ZIP パケットとして認識されます。 asp または pap が指定された場合には、 自動的に atp が指定されます。 ただし、asp と pap は同時に指定することはできません。 rtmp、nbp、atp、aep、zip、adsp、 other のいずれも指定されなければ 全てが指定されたこととなり、全種類のパケットが指定されます。
オプション
−i
インターフェースを指定します。デフォルトは en0 です。
−e
リンクレベルヘッダを出力します。
−x
各パケットを 16 進数および ASCII キャラクタで表示します。
−p
プロミスキャスモードにしません。 デフォルトではプロミスキャスモードになります。
−t
各パケットにタイムスタンプを付加します。
−phase
EtherTalk のフェーズを指定します。1 または 2 を指定します。 デファルトは、フェーズ 2 です。
−aarp
AARP を出力します。
−ddp
DDP ヘッダの出力をしません。
−rtmp
RTMP パケットを出力します。
−nbp
NBP パケットを出力します。
−atp
ATP パケットを出力します。
−aep
AEP パケットを出力します。
−zip
ZIP パケットを出力します。 ATP が指定されていないと、DDP タイプが ATP の ZIP パケットは出力されません。 そのため、ZIP を全て出力したい時には、−atp オプションを同時に指定する 必要があります。
−other
上記の種類のパケット以外を出力します。
−pap
ATPパケットを PAP パケットとして出力します。
−asp
ATPパケットをASPパケットとして出力します。
−adsp
ADSP パケットを出力します。
例
en0 に継ったネットワーク上の RTMP、NBP、ZIP パケットをダンプする # atdump −rtmp −nbp −zip en1 に継ったネットワーク上の ATP パケットを PAP パケットとして出力する。 # atdump −i en1 −pap
バグ
root でしか実行できません。
混雑したネットワークでプロミスキャスモードにするとパケットを落しやすく なります。
ASP のレスポンスはどのような種類のものか知る手段がありません。 ATP の TID を頼りに何に対するレスポンスなのかを調べるしかありません。
afsdR や apsd などと同時に動かすと 接続が切れることがあります。atdump を動かす際には、 できるだけ他の AppleTalk サービスを止めてください。
関連事項
NEWS-OSRelease 4.2.1R