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⇒ xrdb(1) — NEWS-os 4.2.1R

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X(7)

XRDB(1)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

xrdb − X サーバのリソースデータベースユーティリティ

形式

xrdb [−option ...] [filename]

解説

xrdb はスクリーン 0 のルートウィンドウ の RESOURCE_MANAGER プロパティ、 または、 任意のスクリーンのルートウィンドウの SCREEN_RESOURCES プロパティ、 または、それをミックスしたもののプロパティの内容を 取り出したり、設定するのに使用されます。 このプログラムは通常 X のスタートアップファイルから実行します。 X のクライアントのほとんどが、 アプリケーションの色、フォントなどについての ユーザの好みを調べるために、 RESOURCE_MANAGER および SCREEN_RESOURCES プロパティを使用します。 この情報をディスクではなくサーバ ( ここですべてのクライアントがこれを 使用できる ) 上に持つと、 使用する各々のマシンの defaults ファイルも 保守しなければならないという前のバージョンの X における問題を 解決します。 これはまたファイルを編集することなしに、 デフォルトの動的な変更を可能にします。 RESOURCE_MANAGER プロパティは、 ディスプレイ上のスクリーン全てに影響を与えるリソースに使用されます。 各スクリーン上の SCREEN_RESOURCES プロパティには、そのスクリーンで使用 される付加的な ( 上書きする ) リソースが記述されます。 (スクリーンが 1 つの場合は、通常、 SCREEN_RESOURCES は使用せず、 全てのリソースを、RESOURCE_MANAGER プロパティに置きます。) filename で指定したファイル (または、入力ファイル名が − または指定されていない場合は 標準入力の内容 ) が、 使用するサーバの能力に基づいて、 次のようにシンボルが定義された C プリプロセッサ に、オプショナルで渡されます。

SERVERHOST=hostname
接続されるディスプレイのホスト名の部分

SRVR_name
SERVERHOST であらわされるホスト名の文字列を適切な識別子であらわします。 たとえば、"my-dpy.lcs.mit.edu" が SRVR_my_dpy_lcs_mit_edu になります。

HOST=hostname
SERVERHOST と同じ DISPLAY_NUM=num サーバホストのディスプレイの数。

CLIENTHOST=hostname
xrdb が起動されたマシンのホスト名の部分

CLNT_name
CLIENTHOST であらわされるホスト名の文字列を適切な識別子であらわします。 たとえば、"expo.lcs.mit.edu" が CLNT_expo_lcs_mit_edu になります。

RELEASE=num
ベンダのサーバ用のリリースナンバ。 この番号の解釈は、VENDOR によりかなり異なります。

REVISION=num
サーバでサポートされる X プロトコルのマイナーバージョン (現在は 0)

VERSION=num
サーバでサポートされる X プロトコルのメジャーバージョン (常に 11)

VENDOR=vendor
サーバを提供するベンダーの名前

VNDR_name
VENDOR であらわされるホスト名の文字列を適切な識別子であらわします。 たとえば "MIT X Consortium" が VNDR_MIT_X_Consortium になります。

EXT_name
サーバでサポートされているそれぞれのエクステンションプロトコルが定義され ます。 エクステンション名の文字列は、適切な識別子の形であらわされます。 たとえば、"Multi Buffering" が "EXT_Multi_Buffering" になります。

NUM_SCREENS=num
スクリーンの合計の数。

SCREEN_NUM=num
現在のスクリーンの番号 ( 0 から )。

BITS_PER_RGB=num
RGB カラー指定における有効ビット数。 これはハードウェアが 生成できる各一次ドメインの異なるシェード数の 2 を底とする対数です。 これは PLANES とは関係ないので、注意してください。

CLASS=visualclass
StaticGray、GrayScale、StaticColor、PseudoColor、TrueColor、 DirectColor のうちの 1つ これが、デフォルトスクリーンのルートウィンドウのビジュアルクラスです。

CLASS_visualclass=visualid
#ifdef で使用することができるルートウィンドウのビジュアルクラス をあらわします。 visualid はビジュアルの id です。

COLOR
CLASS が、StaticColor、PseudoColor、TrueColor、DirectColor の どれかである場合にのみ、定義されます。

CLASS_visualclass_depth=num
スクリーンでサポートされているビジュアルクラスと、デプスが定義されます。 num はビジュアルの id です。( 同じクラスとデプスのビジュアルが複数 ある場合は、サーバから一番最初に報告された id が使用されます。)

HEIGHT=num
画面の高さ (ピクセル単位)

PLANES=num
デフォルトスクリーンのルートウィンドウの ビットプレーン数 (深さ)

WIDTH=num
画面の幅 (ピクセル単位)

X_RESOLUTION=num
デフォルトのスクリーンの X 解像度 (ピクセル/メートル 単位)

Y_RESOLUTION=num
デフォルトのスクリーンの Y 解像度 (ピクセル/メートル 単位) SRVR_name, CLNT_name, VNDR_name, and EXT_name 識別子は大 / 子文字と数字以外の文字をアンダースコアー (_) に換えた形に なっています。 感嘆符 (!) で始まる行は無視され、コメントとして使用することができます。 xrdb は、 標準入力からの入力を受け付けるので、 端末から、あるいは、シェルスクリプトから 直接プロパティの内容を変更するのに 使用できるます。

オプション

xrdb プログラムは以下のオプションを受けます。

−help このオプション (または任意のサポートされていないオプション) は 表示可能なオプションおよびパラメータの簡単な解説を表示します。

−display display
このオプションは使用する X サーバを指定します。 X(7) を参照。 これは、また、 −screen オプションに使用されるスクリーン、および、 −global オプションに使用される プリプロセッサのシンボルを出すスクリーンを指定します。

−all このオプションは、 ディスプレイの各スクリーンに依存のプロパティ (SCREEN_RESOURCES) と同様、 スクリーンに依存しないリソースプロパティ (RESOURCE_MANAGER) に対しても、 操作を行うことを示します。 例えば、 −query オプションと一緒に使用した場合、 プロパティの内容が全て出力されます。 −load および −merge の場合は、 各スクリーンに対して、インプットファイルは 1 回ずつ処理されます。 出力の中で、スクリーン全部に対して共通のリソースは、集められて、 スクリーンに依存しないリソースとして適用されます。 残りのリソースは、 スクリーンプロパティごとに、各々適用されます。 これが、デフォルトの操作モードです。

−global このオプションは、 スクリーンに依存しない RESOURCE_MANAGER プロパティ上でのみ、 操作を 実行することを示します。

−screen
このオプションは、 ディスプレイのデフォルトスクリーンの SCREEN_RESOURCES プロパティ上でのみ、 操作を実行することを示します。

−screens
このオプションは、 ディスプレイの各スクリーンの SCREEN_RESOURCES プロパティ上で、 操作を実行することを示します。 −load および −merge の場合は、 インプットファイルは、各スクリーンごとに、処理されます。

−n このオプションは、 指定したプロパティ (−load または −merge とともに使用される場合)、 またはリソースファイル (−edit とともに使用される場合 ) への 変更が標準出力上に表示されるが、実行はしないことを示します。

−quiet このオプションは重複入力についての警告を表示しないことを示します。

−cpp filename
このオプションは使用される C プリプロセッサプログラムのパス名を 指定します。 xrdb は CPP を使用するように設計されていますが、フィルタとして働き、 −D、−I、−U オプションを受け取るプログラムはどれでも使用することが できます。

−nocpp このオプションは xrdb が、入力ファイルをプロパティにロードする前に、 プリプロセッサを介して実行しないことを示します。

−symbols
このオプションは、プリプロセッサ用に定義されたシンボルを標準出力に 表示することを示します。

−query このオプションは、 指定したプロパティの現在の内容を、 標準出力に表示することを示します。 入力リソースファイルの中のプリプロセッサコマンドは入力ファイルの 一部であり、プロパティの一部ではないので、このオプションからは出力 されないということに注意してください。 −edit オプションは、プリプロセッサコマンドを壊すことなくプロパティの内容を 入力リソースファイルの中にマージするために使用することができます。

−load このオプションは、 入力を、 指定したプロパティの新しい値としてロードして、 すべて置き換える (すなわち古い内容は削除されます) ことを示します。 これはデフォルトの動作です。

−override
このオプションは、入力を置き換えるのではなく、指定したプロパティの 現在の内容に追加します。 古い項目を、新しい項目で上書きします。

−merge このオプションは、 入力を、置き換えるのでなく、指定したプロパティの 現在の内容とマージすることを示します。 このオプションは、二つの入力を辞書式順序に並び変えるので、 思うような結果にならない場合もありますが、下位互換のため、 残されています。

−remove
このオプションは、 指定したプロパティをサーバから 削除することを示します。

−retain このオプションは、 xrdb が最初のクライアントの場合、 サーバにリセットを行わないように命令をすること示します。 普通の状況では、 xdm および xinit が最初のクライアントなので、 これは必要ありません。

−edit filename
このオプションは、 指定したプロパティの内容が、 与えられたファイルの中に編集されることを示しています。 つまり、そこにリストされている数値は、置き換えられます。 このため、 デフォルトに対して行った変更を、コメントやプリプロセッサの行を 確保して、リソースファイルにも反映させることができます。

−backup string
このオプションはバックアップファイルを生成するために、 −edit と一緒に使用するファイル名に付けるサフィックスを指定します。

−Dname[=value]
このオプションはプリプロセッサへ渡され、 #ifdef のような条件とともに使用するシンボルを定義するのに使用されます。

−Uname
このオプションはプリプロセッサへ渡され、このシンボルの定義を削除する のに使用されます。

−Idirectory
このオプションはプリプロセッサへ渡され、 #include で参照されるファイルを捜すためのディレクトリを指定するのに 使用されます。

関連ファイル

通常は、 ~/.Xdefaults ファイル

関連事項

X(7)、Xlib Resource Manager documentation、 Xt resource documentation

環境

DISPLAY
使用するディスプレイを得るためのもの。

バグ

引数なしのデフォルトは、他のプログラムと矛盾が生じないように、 重ね書きするのではなくて、照会するべきです。

著作権

Copyright 1991, Digital Equipment Corporation and MIT. 

著者

Jim Gettys が書いたオリジナルを Bob Scheifler、Phil Karlton が書き換えました

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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