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XISDN(1)  —  NEWS-OS Programmer’s Manual

名称

xisdn − X ウィンドウ Ver.11 上の ISDN 電話

形式

xisdn [−toolkit options] [−e] [−bell {on|off}] [−nodisc] [−dial_to timeout]

解説

xisdn は、ISDN 電話機のユーザインターフェースです。 操作はマウスまたはキーボードで行います。

電話をかけるには、番号を入力した後、発信 ボタンをクリックします。 サブアドレスの区切りとして ‘∗’ が使用できます。 番号入力中は、訂正、消去 ボタンにより編集が可能です。

発信した後で番号ボタンを押すと、 付加的な番号情報(すべての ISDN でサポートされているとは限りません)、 もしくは、トーン信号を送ります。

F1 から F4 のボタンはワンタッチダイヤルです。 ファイル .isdn_no に番号を登録しておくことができます。 キーボードから Ctrl キーを押しながら F1 から F10 キーを 用いることにより、最大 10 箇所の番号が登録できます。 例のように 1 行にひとつの番号を書いてください。 空白文字またはタブ以降はコメントとみなされます。 また、行の先頭が `#´ の場合はコメント行となります。 伝言ダイヤルのような `#´ で始まる番号を登録する場合、 `−´ (ハイフン) を先頭に付けてください。 .isdn_no は、ホームディレクトリ、 カレントディレクトリの順に探します。

.isdn_no の例

        # One Touch Dial
        #
        3123-4567# my home
        −#8300# Dengon Dial
        5678-5678∗17# subaddr = 17
        012-345-6789# office
        001-1-700-1234567# US office

着信時、発信ボタンは応答ボタンに変わります。 応答ボタンにより、着信に応答します。

切断ボタンにより、通話中の呼を切断します。 着信した呼を拒否する場合にも用います。

通信中に中断ボタンを押した後、ボタンが点滅している間に ダイヤルボタン(1桁)を押すことにより、呼を中断することができます。 このとき押したダイヤルボタンの数字は呼を再開するときに 必要なので、覚えておいてください。

中断中に再開ボタンを押した後、ボタンが点滅している間に ダイヤルボタン(中断時に押した数字)を押すことにより、 中断中の呼を再開することができます。

一度かけた電話番号を覚えておき、 リダイヤルボタンにより、 かけなおすことができます。 誤用を防ぐため、10 分たつと記憶している番号を消去します。 また、切断状態において、 消去ボタンを押すことにより、消去することもできます。

電話帳ボタンをクリックすると、 .isdn_phone_book というデータベースファイルを元に 電話帳がポップアップします。 .isdn_phone_book もホームディレクトリ、カレントディレクトリの 順に探します。 電話帳はグループ単位で表示されます。左側のリストがグループ名、 右側のリストが現在選択されているグループに属する名前です。 グループの中の1つを選択すると右側にそのグループに属する名前の一覧が 表示されます。その名前の中から1つを選択すると1番下に電話番号が 表示され、発信ボタンが有効になり発信することができます。 また、名前をダブルクリックすることにより発信することもできます。

.isdn_phone_book のファイル形式は、`,´ (カンマ) を区切りとして 第一項目に名前、第二項目に電話番号を記述します。 また、第三項目以降は無視されます。 行の先頭が `#´ で始まり2桁目が `!´ でない場合はコメント行となります。 行の先頭が "#!" で始まる行はグループ名を表します。 グループを記述する行も `,´ (カンマ) を区切りとし、第一項目がグループ名を 表し、第2項目以降は無視されます。 グループ名から次のグループ名の1つ前までの電話番号がそのグループに属します。

.isdn_phone_book の例 :

        # Telephone database
        #
        #!知人,# グループ名
        山田太郎, 06-123-4567# 友人
        佐藤花子, 3987-6543, 23 才, 独身, AB 型# 美人
        #!親戚,# グループ名
        山本次郎, 03-5678-1234∗12# サブアドレスあり
        鈴木一郎, 3123-4567# 叔父
        #!勤務先,# グループ名
        ソニー,   03-3448-2111, 品川区北品川 6-7-35 # 会社

この例では、山田さんと佐藤さんがグループ ‘知人’ に、山本さんと鈴木さんが グループ ‘親戚’ に属します。
電話帳の内容は xisdn 上でも編集することができます。 xisdn 上でグループを削除した場合、そのグループに属する電話番号 も同時に削除されます。 最大 500 件までのデータを登録できます。

オプション

−e locale に関係なく、英語表示になります。 英語モードの場合、ダイアルキーにアルファベットが表示されます。 またキーボードからアルファベットを入力した場合、数字に変換されます。 ただし、サブアドレス部分は変換されません。

−bell ダイヤルボタンを押した時と着呼時の呼び出し音に用いている ベルを制御します。パラメータとして ’on/off’ フラグを受け付けます。

−nodisc
xisdn は回線接続中に終了すると、回線を切断します。 このオプションを指定すると回線接続中に終了ボタンを押した場合 警告が表示されます。
 

−dial_to
xisdn は発信ボタンを押すことにより発信しますが、電話番号の 入力の途中で一定時間ダイヤルボタンの入力がない場合には自動的に発信 するようにすることが可能です。 パラメータとして時間(秒単位)を受け付けます。0 を指定すると 発信しません。デフォルトは 0 です。

リソース

bell (class Bell)
ダイヤルボタンを押した時と着呼時の呼び出し音に用いている ベルを鳴らすかどうかを指定します。デフォルトは、"真" です。

nodisc (class Nodisc)
終了時に回線を切断するかどうかを指定します。"真" で警告を表示、 "偽" で切断します。デフォルトは、"偽" です。

dialTimeout (class DialTimeout)
ダイアルの途中でのタイムアウト(秒単位)を指定します。0 で発信しません。 デフォルトは 0 です。

関連ファイル

$HOME/.isdn_noワンタッチダイヤル登録ファイル $HOME/.isdn_phone_book 電話帳データベースファイル /usr/lib/locale/LC_MESSAGES/$LANG/isdn.causes 理由コードメッセージ

関連事項

 
telcall(1),telans(1), teldisc(1),telstat(1)

注意事項

NTT の INS ネット 64 ではフリーダイヤルなどの無料電話にかけた場合、 プロトコル上、接続状態になったことが分からない場合があります。 このため「呼出中」の表示のまま通話状態となります。

OSF/Motif では幾つかのキーが予約されていて、以前の xisdn とは キー割り当てが若干変更されています。(発信ボタンなどはカーソルキーで選択 するように変更されました。)

NEWS-OSRelease 4.2.1R

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