PROMPTER(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
prompter − プロンプトを出すエディタのフロントエンド
形式
prompter [−erase chr] [−kill chr] [−prepend] [−noprepend] [−rapid] [−norapid] [−doteof] [−nodoteof] file [−help]
解説
このプログラムは普通、ユーザによって直接実行されることはありませんが、 エディタの役割をし、エディタフロントエンドとして動作します。 prompter プログラムは、通常 comp、あるいは dist、 forw、repl によって提供されるファイルで指定された、 RFC-822 形式のメッセージドラフトに対し動作します。
prompter プログラムは、 メッセージを高速で作成できるエディタです。 これはとくに、ネットワークや低速(2400ボー未満)の MH の ユーザにとって便利です。 これは MH プログラムの 1つであり、 そのプログラムの中でスイッチの付加された 独自のプロファイルエントリを持つことができますが、 直接ユーザによって実行されることはありません。 comp、そして dist、forw、repl コマンドは、 ‘−editor prompter’ として実行された場合か、 プロファイルエントリ “Editor: prompter” によって実行された場合か、 あるいは “What now?” の時点で ‘edit prompter’ コマンドが 与えられた場合に、prompter をエディタとして使用します。
prompter は、空のコンポーネントをドラフト中に見つけるたびに、 プロンプトを出してユーザに返答を要求します。 <RETURN> を入力すれば、コンポーネント全体が省略されます。 それ以外のとき、<RETURN> の前に入力する ‘\’ により、 次の行までも返答を継続でき、これによって複数行のコンポーネントが可能です。 なお、継続行はスペースまたはタブで始まっていなければなりません。
空でないコンポーネントはドラフトにコピーされ、 ターミナルに出力されます。
メッセージ本文の始まりは、 ブランク行かダッシュから成る 1行で示されます。 本文が空でない場合、出てくるプロンプトは、
“--------Enter additional text”
または(‘−prepend’ が与えられた場合)、
“--------Enter initial text”
です。これらのプロンプトはファイルには書き込まれません。
メッセージ本文の入力は end−of−file(普通 CTRL−D)で終了します。 ‘−doteof’ スイッチにより、 ピリオド1つのみの行も end−of−file として認識されます。 この時点で、制御は prompter を呼び出したプログラムの、 ユーザが “What now?” と聞かれた場所に戻ります。 この質問に関する正しいオプションについては、 whatnow を参照してください。
‘−prepend’ スイッチを与えると、 ユーザは入力したものをメッセージ本文の先頭に置き、 残りの本文をその後に置くことができます。 これは、forw コマンドを使用するときに便利です。
‘−rapid’ スイッチを与えると、 ドラフトが既にテキストをメッセージ本文中に持っている場合、 それがユーザのターミナルに表示されません。 これは、低速度のターミナルを使用するときに便利です。
削除と消去のための行編集文字は、 ユーザが ‘−kill chr’ と ‘−erase chr’ の引数によって指定できます。 ここで、chr は一文字、または ‘\nnn’(“nnn” は 8進数で 表した文字コード)です。
コンポーネントの入力中にインターラプト(普通 CTRL−C)を 行なった場合、prompter と、prompter を 起動した MH コマンドは停止します。 歴史的な理由により、メッセージ本文を入力中のインターラプトは、 control-D と同等です。 これは、prompter が終了し、exit すべきことを意味します。
prompter に対する最初の、 フラグでない引数は、ドラフトファイルとして扱われますが、 後に続くフラグでない引数は無視されます。
関連ファイル
^$HOME/.mh_profileユーザのプロファイル ^/tmp/prompter∗ メッセージの一時コピー
プロファイルコンポーネント
prompter−next: prompter 終了後に使われるエディタに名前を付ける。
Msg−Protect: 新しいドラフトを作るときにモードをセットする。
関連事項
comp(1), dist(1), forw(1), repl(1), whatnow(1)
デフォルト値
‘−prepend’ ‘−norapid’ ‘−nodoteof’
コンテクスト
なし
ヒント
‘−rapid’ オプションは forw で、‘−noprepend’は comp −use で有用です。
ユーザーは prompter を別の名前にリンクして(たとえば “rapid”) プロファイルエントリーのその名前にいろいろなオプションを付けるでしょう。 (たとえば“rapid: -rapid”) こうすると prompter のいろいろな機能を別々のMHコマンドとして起動できます。 (たとえば “forw: -editor rapid”)
バグ
prompter は stdio(3) を使用している ので、ナルを含むファイルを編集すると、prompter は失敗します。
NEWS-OSRelease 4.2.1R