NM(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
nm − RISC NEWS オブジェクトファイルの名前リストのダンプ
形式
nm [ −abdefghnopruvxABTV ] [ file1 ... fileN ]
解説
nm コマンドは、シンボルテーブルのシンボルおよび外部セクションの リストフォーマットを表示します。 file はオブジェクトでもアーカイブでもかまいません。 ファイルが指定されない場合は、 a.out とみなします。
−A および −B オプションはそれぞれ、AT&T System V スタイルの出力、 および Berkeley (4.3 BSD) スタイルの出力を指定します。 ユーザの現場で動作している UNIX のバージョンによってデフォルトが決定されます。 注意: いくつかのオプションはバージョン固有のデフォルトを変更できます。 これらのオプションは、 −A または −B が指定された後でオーバロードされたフラグの意味を変更します。
通常の Berkeley システムが生成するのは、 「アドレス」または「値」のフィールド、 シンボルまたは外部参照がどのセクションにあるかを示す「文字」、 シンボルまたは外部参照の「名前」です。
これらのセクションを示す「文字」は nm が生成する情報を説明します。
N 0 の記憶領域のクラス、コンパイラの内部使用
T 外部テキスト
t ローカルテキスト
D 初期設定済み外部データ
d 初期設定済みローカルデータ
B 0 にされた外部データ
b 0 にされたローカルデータ
A 外部絶対
a ローカル絶対
U 外部未定義
G 初期化済み小規模外部データ
g 初期化済み小規模ローカルデータ
S 0 にされた小規模外部データ
s 0 にされた小規模ローカルデータ
R 外部リードオンリ
r ローカルリードオンリ
C 共通
E 小規模共通
V 外部小規模未定義
標準 System V フォーマットおよび −a を指定された Berkeley フォーマットは、下記のカラムをもつ拡張リストを 提供します。
Name シンボルまたは外部名
Value シンボルまたは外部の、通常はアドレスまたは関心をひくデバッギング情報の 値のフィールド
Class シンボルのタイプ
Type シンボルの言語宣言
Size 未使用
Index シンボルのインデックスフィールド
Section シンボルの記憶領域のクラス
注意: フィールドの機能を System V の名称にマップするための あらゆる努力が行われました。
オプション
−a デバッギング情報を表示し、Berkeley を System V フォーマットに効果的に 変更します。
−b 値のフィールドを 8 進数で表示します。
−d 値のフィールドを 10 進数で表示します(System V のデフォルト)。
−e 外部および静的だけを表示します。
−f 完全な出力を生成します — nm はまだこの古いオプションを受け付けますが、無視します。
−g グローバルシンボルのみを表示する。
−h ヘッダを表示しません。
−n System V の場合は外部シンボルを名前でソートし(Berkeley の デフォルト)、Berkeley の場合はすべてのシンボルを値でソートします。
−o System V の場合は値のフィールドを 8 進数で表示し、 Berkeley の場合は各シンボルに対してファイルをプリペンドします — ライブラリの nm を介しての grep に適しています。
−p ファイル内にあるとおりにシンボルを表示します(System V のデフォルト)。
−r 値または名前のソートの意味を反対にします。
−u 未定義のシンボルだけを表示します。
−v 外部シンボルだけを名前でソートします。
−x 値のフィールドを 16 進数で表示します(Berkeley のデフォルト)。
−T 長い名前を短くし、最後の表示される文字として ‘∗’ を挿入します。
−V バージョン情報を標準エラー出力に表示します。
関連事項
RISC NEWS Compiler Languages Programmer’s Guide
NEWS-OSRelease 4.2.1R