NICE(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
nice, nohup − 低い優先順位でのコマンドの実行 (shのみ)
形式
nice [ −number ] command [ arguments ]
nohup command [ arguments ]
解説
nice は、 低いスケジューリング優先順位で command を実行します。 引数 number を指定すると、 20 を 上限として、 優先順位がその量だけ増加します (高い番号ほど、低い優先順位を意味します)。 number のデフォルトは 10 です。
スーパーユーザは、 負の優先順位、 たとえば −−10 を使って、 通常のものよりも高い優先順位でコマンドを 実行することができます。
nohup は、 制御端末からのハングアップや中止のシグナルを無視して command を実行します。 優先順位は 5 増加されます。 nohup は、 割り込みに対する応答を防いだり、 あるいは同じ端末にログインする次のユーザの入力を奪ったりしないために、 シェルから & を付けて起動すべきです。
関連ファイル
nohup.out nohup の下での標準出力と標準エラーファイル
関連事項
csh(1), setpriority(2), renice(8)
診断
nice は実行したコマンドの終了ステータスを返します。
バグ
nice と nohup は sh(1) に特有なものです。 ユーザが csh(1) を使用しているならば、 & とともに実行したコマンドは、 バックグラウンドで実行している間ハングアップシグナルを 自動的に無視します。 ハングアップシグナルを無視するビルトインコマンド nohup がありますが、 これは出力を nohup.out にリダイレクトしません。
csh(1) には、 ここでの説明と若干異なる形式で nice が組み込まれています。 nice +10 という形はナイス値を上げる事を意味し、 nice −10 はスーパーユーザがナイス値を 下げるために使用することができます。
NEWS-OSRelease 4.2.1R