ICO(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
ico − 20 面体や他の多面体を動かす
形式
ico [−display display] [−geometry geometry] [−r] [−d pattern] [−i] [−dbl] [−faces] [−noedges] [−sleep n] [−obj object] [−objhelp] [−colors color-list]
解説
ico は、隠線を削除し、ワイヤフレームの回転多面体を表示するか、または、 隠面を削除した塗りつぶされた多面体を表示します。 他にもいくつかの使用可能な多面体があり、新しい多面体をプログラムに 追加するのは非常に簡単です。
オプション
−r 新しいウィンドウを作成しないで、ルートウィンドウ上に表示します。
−d pattern
ワイヤフレームに対して破線を引くためのビットパターンを指定します。
−i ワイヤフレームに対して反転色を使用します。
−dbl ディスプレイ上でダブルバッファを使用します。 これは、ワイヤフレームか塗りつぶしのどちらにでも使用することができます。 塗りつぶし面の場合、この切り替え作業を行うことによって、動きがかなり スムーズになります。 なお、塗りつぶしは、このダブルバッファを使用しないとその2倍の ビットプレーンを要することに注意してください。 通常他のプログラムによって割り当てられている色もあるため、ダブルバッファ を使用するときは、8ビットプレーンのディスプレイの大半はおそらく8色に 限定されるでしょう。
−faces
ワイヤフレームの代わりに塗りつぶされた面を描きます。
−noedges
ワイヤフレームを描きません。 通常、−faces を使用するときにだけ使用します。
−sleep n
物体が動くごとに n 秒間をおきます。
−obj object
どんな物体を描くかを指定します。 何も指定しないと、20 面体が描かれます。
−objhelp
各物体に関する情報とともに、使用可能な物体のリストを表示します。
−colors color color ...
物体の塗りつぶし面を描くのにどの色を使用するかを指定します。 面より少ない数の色が与えられた場合は、指定された色が 繰り返し使用されます。
多面体の追加
ico のソースをもっている場合は、多面体を簡単に追加することができます。 各多面体は、objXXX.h という名でインクルードファイル内に定義されます。 ここで、XXX は、多面体名に関連した名前です。 インクルードファイルのフォーマットは、ファイル polyinfo.h 内で 定義されます。 objXXX.h ファイルの正確なフォーマットは何かを見るのにファイル objcube.h を 調べて、そのフォーマットで objXXX.h ファイルを作成してください。 新しい objXXX.h ファイルを作成してから(あるいは、別のところから 新しいファイルにコピーしてから)、単に ’make depend’ を行います。 これによって、すべての ojbXXX.h ファイルをリストする allojs.h ファイルが 修正されます。 その後で ’make’ を行うと、新しい物体情報を含む ico が作成されます。
関連事項
バグ
ビラミッドおよび多面体の塗りつぶしは、正しく表示されません。 −colors リストに同一名が2回使用された場合でも、各色名称ごとに 別々のカラーセルが割り当てられます。
著作権
Copyright 1988, Massachusetts Institute of Technology.
権利と許可の声明文については、X(7) を参照のこと。
NEWS-OSRelease 4.2.1R