BURST(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
burst − ダイジェストをメッセージ中に展開する
形式
burst [+folder] [msgs] [−inplace] [−noinplace] [−quiet] [−noquiet] [−verbose] [−noverbose] [−help]
解説
burst コマンドは、指名されたフォルダ中の特定の メッセージを Internet ダイジェストと解釈し、それらをフォルダ中に展開します。
‘−inplace’ が指定された場合、そのダイジェストはダイジェストの目録 (table of contents)に従って置き換わります (もとのダイジェストは削除されます)。 burst は、フォルダ中のダイジェストに続くメッセージの番号を付け変え、 ダイジェスト内のメッセージのためのスペースを作ります。 これらのメッセージはダイジェストの直後に置かれます。
‘−noinplace’ が指定された場合、各ダイジェストは保持されます。 目録(table of contents)は作られず、 ダイジェスト中のメッセージはフォルダの最後尾に置かれます。 その他のメッセージは全く変更されません。
‘−quiet’ スイッチは、 メッセージがダイジェスト形式でない場合の報告を抑制します。
‘−verbose’ スイッチは、 ダイジェストを展開するときの主な経過をユーザに報告します。
burst コマンドは、 forw や send で作成された形式である限り、 Internet ダイジェストと同様に、 転送されたメッセージや単なるカーボンコピーでもうまく作動します。
関連ファイル
^$HOME/.mh_profileユーザのプロファイル
プロファイルコンポーネント
^Path:ユーザの MH ディレクトリ ^Current−Folder:検索するデフォルトのカレントフォルダ ^Msg−Protect: 新規のメッセージを作るときにセットするモード
関連事項
Proposed Standard for Message Encapsulation (aka RFC−934),
inc(1), msh(1), packf(1)
デフォルト値
^‘+folder’~^カレントフォルダ
^‘msgs’~^カレントメッセージ
^‘−noinplace’
^‘−noquiet’
^‘−noverbose’
コンテクスト
フォルダを指定した場合には、そのフォルダがカレントフォルダになります。 また、‘−inplace’ が指定された場合、 最初に展開されたメッセージがカレントメッセージとなります。 これにより show でダイジェストの目録を、 next でダイジェストの最初のメッセージを直ちに見ることができます。 ‘−noinplace’ が指定された場合、 最初に展開されたダイジェストから最初に取り出されたメッセージが カレントメッセージとなります。 これにより前記のコンテクストと同じではないにしろ、 ‘−inplace’ を用いるのとほぼ同様の状態が得られます。
バグ
burst プログラムは、 1つのメッセージから展開できるメッセージ数に上限を持っています。 その数はおよそ 1000 のオーダです。 通常、展開後にフォルダ内に存在するメッセージ数に上限はありません。
burst コマンドは、繰り込まれたメッセージがどこで終り、 他のメッセージがどこではじまるかを認識するために、 洗練されたアルゴリズムを用いています。 しかしながら、すべてのダイジェスト作成プログラムが 繰り込みアルゴリズムを使用しているわけではありません。 悪くすると、burst コマンドは繰り込まれたメッセージの境界を取り違え、 1つのメッセージを 2つ以上のメッセージとして 分割してしまうことになります。 このようなダイジェスト作成プログラムは直されるべきでしょう。
また、burst コマンドは、最後の繰り込みメッセージにより 後に置かれたどんなテキストも個別のメッセージにはしません。 ダイジェストメッセージの場合、通常これは、 “End of digest” 文字列となります。 burst コマンドのこの不親切な動作の結果、 ‘−inplace’ が指定された場合には、 最後の繰り込みメッセージより後の情報は失われてしまうことに注意してください。 通信者は通常、メモ等を最初の繰り込みメッセージより前に置き、 この部分は失われないので、これは実際上問題になりません。
NEWS-OSRelease 4.2.1R