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⇒ repl(n) — NEWS-os 4.1C

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Related Articles

comp(1)

dist(1)

forw(1)

send(1)

whatnow(1)

mh−format(5)

sendmail(8)

 

名称

repl − メッセージに対する返信

形式

repl ­[+folder] ­[msg] ­[−annotate] ­[−noannotate] ­[−cc all/to/cc/me] ­[−nocc all/to/cc/me] ­[−draftfolder +folder] ­[−draftmessage msg] ­[−nodraftfolder] ­[−editor editor] ­[−noedit] ­[−fcc +folder] ­[−filter filterfile] ­[−form formfile] ­[−inplace] ­[−noinplace] ­[−query] ­[−noquery] ­[−width columns] ­[−whatnowproc program] ­[−nowhatnowproc] ­[−cnv] ­[−nocnv] ­[−help]

解説

repl は、ユーザが既存のメッセージに対する 返信を作成するのを手伝います。 repl は、返信メッセージのドラフトを作るとき、 作り方の指針にするために返信テンプレートを使用します。 シンプルな形式では(引数なし)、 カレントフォルダ内のカレントメッセージに対する返信として メッセージ形式が設定され、whatnow シェルを起動します。 デフォルトの返信テンプレートは、repl に対して作成された メッセージを次のように組み立てるように指示します。
 

To: <Reply−To> or <From>
cc: <cc>, <To>, and yourself
Subject: Re: <Subject>
In−reply−to: Your message of <Date>.

<Message−Id>

 
ここで、角カッコ(< >)で囲まれているフィールド名は、 返信を作成しようとしているメッセージの指定された フィールドの内容を指し示します。 返信テンプレートは単なるフォーマットファイルです。 詳しくは mh−format (5) を参照してください。 ‘−cc type’ スイッチは、返信の “cc:” リスト に置く名前を、引数として受け取ります。 ‘−query’ スイッチは ‘−cc type’ スイッチの動作を変更するもので、 通常ならば “To:” や “cc:” リストに入力され、 実際にコピーが送られる各アドレスについて、 ユーザに会話形式で問い合わせが行われます (このスイッチは、特別な目的の返信に有効です)。 ‘−cc’ および ‘−nocc’ スイッチは、 ポジティブおよびネガティブ形式を持っている他のすべてのスイッチと同様に、 その位置が重要ですから、注意してください。
 
“To:”、“cc:”、あるいは ”Bcc:” で始まる行は標準化され、 重複するアドレスは取り除かれます。 さらに、‘−width colmuns’ スイッチは、これらのフィールドのフォーマッティングを 規定します。
 
“replcomps” というファイルがユーザの MH ディレクトリにある場合は、 そのファイルがデフォルトのフォームの代わりに使われます。 一方、‘−form formfile’ スイッチによって指定された ファイルが与えられた場合は、そのファイルが使われます。
 
すでにドラフトがある場合、repl は そのドラフトの処置についてユーザに問い合わせます。 こので quit と答えると、repl はドラフトをそのまま残して 実行を中止します。 replace と答えると既存のドラフトを空のテンプレートで置き換え、 list と答えるとドラフトを表示します。
 
‘−cnv’ が指定されている場合 repl は 送信時に メッセージの 8bit コードを MAIL コードに変換します。 また、メッセージを取り込む際には MAIL コードを環境変数 LANG で指定した 内部コードに変換します。 ‘−nocnv’ が指定されると変換を行ないません。
 
‘−editor’ と ‘−noeditor’ スイッチについての説明は、 comp(1) を参照してください。 エディタを使用している間、 返信されるメッセージは “@” という名前のリンクを通して 使用可能です(デフォルトの whatnowproc の場合)。 さらに、メッセージの実際のパス名は環境変数 $editalt に格納され、 メッセージのあるフォルダのパス名は環境変数 $mhfolder に格納されます。
 
repl は、ドラフトの冒頭をどのように作成するかを 指示するために ‘−form formfile’ スイッチを使い、 送信されるメッセージをどのようにドラフトの本文にフォーマットするかを 指示するために ‘−filter filterfile’ スイッチを使用します。 ‘−filter’ が省略された場合には、返信されるメッセージは ドラフトの本文に取り込まれません。 ‘−filter filterfile’ が指定された場合には、 返信されるメッセージはドラフトの本文に出力される前にフィルタ (再フォーマット)されます。 repl 用フィルタファイルは mhl の標準形式のファイル でなければなりません。 これは、repl が、返信されるメッセージを フォーマットするために mhl を起動するからです。 デフォルトのメッセージフィルタはありません (‘−filter’ スイッチの後には、必ずファイル名が続かなくてはなりません)。 一般に使われているフィルタファイルは、
 

:
body:nocomponent,compwidth=9,offset=9

 
で、空行を1行出力したあと、返信されるメッセージの本文を 1つのタブでインデントして出力するよう指示します。
 
USENET では別のフォーマットもよく使われます。
 

message-id:nocomponent,formatfield=\
"In message %{text}you write:"
body:component=">",overflowtext=">",overflowoffset=0

 
ここでは、返信されるメッセージの Message-ID を引用し、 本文の各行の先頭に “>” を挿入しています。
 
‘−annotate’ スイッチが指定された場合、返信されるメッセージに
 
     Replied: date
     Replied: addrs
 
という行で注釈が付けられます。 ここで、アドレスリストは各アドレストごとに1行です。 注釈はメッセージが repl から直接送られる場合に限り付けられます。 メッセージを repl コマンドからその場で送信しない場合、 あとで “comp −use” によってメッセージを再編集し、 送信することができますが、注釈は付きません。 ‘−inplace’ スイッチにより、注釈付けされたメッセージとのリンクを 保つために、適当な位置に注釈が付けられます。
 
‘−fcc +folder’ スイッチは、 Fcc: を受け取るフォルダを自動的に指定します。 複数のフォルダについては、それぞれの前に ‘−fcc’ を 置くことで指定できます。
 
mh−format (5) の標準エスケープの他に、repl では 次の component エスケープも使用できます。

^ エスケープリターン値解説
^ fcc文字列‘−fcc folder’ で指定したフォルダ全て

 
重複を避けるため、repl は subject コンポーネントの 先頭の ‘Re: ’ を取り除きます。 −draftfolder +folder’ および ‘−draftmessage msg’ スイッチ は、MH のドラフトフォルダ機能を起動します。 この機能は高度な(そして有用な)ものです。 より詳しくは、MH マニュアル の Advanced Features 部分を参照してください。
 
エディタの終了時に、repl は whatnow プログラムを起動します。 whatnow で使用可能なオプションについては whatnow(1) を 参照してください。 ‘−nowhatnowproc’ スイッチを指定すると、このプログラムは起動されません。 (実際には、最初に編集を開始させるのは whatnow プログラム ですので、‘−nowhatnowproc’ はすべての編集作業を禁止することになります)。

関連ファイル

^/usr/new/lib/mh/replcomps~^返信テンプレート
^または <mh−dir>/replcomps~^標準のテンプレートの代わりに用いられる
^$HOME/.mh_profile~^ユーザプロファイル
^<mh−dir>/draft~^ドラフトファイル

プロファイルコンポーネント

^Path:~^ユーザの MH ディレクトリ
^Alternate−Mailboxes:~^ユーザのメールボックス
^Current−Folder:~^デフォルトのカレントフォルダ
^Draft−Folder:~^デフォルトのフォルダ
^Editor:~^デフォルトのエディタ
^Msg−Protect:~^新たなメッセージ(ドラフト)が作成される時、
セットされる保護モード
^fileproc:~^メッセージをリファイルするプログラム
^mhlproc:~^返信されるメッセージをフィルタするプログラム
^whatnowproc:~^“What now?” と問い合わせるプログラム

関連事項

comp(1), dist(1), forw(1), send(1), whatnow(1), mh−format(5), sendmail(8)

デフォルト値

^‘+folder’~^カレントフォルダ
^‘msg’~^カレントメッセージ
^‘−nocc all’~^サイト ATHENA でのデフォルト。
^‘−cc all’~^ATHENA 以外のサイトでのデフォルト。
^‘−format’
^‘−noannotate’
^‘−nodraftfolder’
^‘−noinplace’
^‘−noquery’
^‘−width 72’
^‘−cnv’

コンテクスト

フォルダが与えられた場合には、それがカレントフォルダになります。 返信されるメッセージがカレントメッセージになります。

歴史

フォーマット文字列のメカニズムが使われる前は、 ‘−noformat’ を使ってアドレスヘッダをそのまま出力していました。 現在ではアドレスフィールドはインターネット標準ガイドラインに従って フォーマットされます。

バグ

返信テンプレート中のアドレスにホストが含まれない場合、 そのアドレスは不適当にデフォルトされます。 デフォルトのローカルホストを使う代わりに、 repl は送信者のホストを使います。 従って、返信テンプレートにアドレスを入れる場合、そのアドレスに ホスト部分を含めてください。 ‘−width columns’ スイッチはアドレスを折り返すのにのみ使用され、 その他のヘッダに対しては行の折り返しを行いません。
 
whatnowproc が whatnow の場合、repl が 使用するのは組み込みの whatnow であり、 実際には whatnow プログラムを実行させません。 したがって、もしユーザ自身の whatnowproc を定義 する場合には、whatnow という名前を使用しないでください (whatnow という名前を使用した場合、実行されません)。
 
ユーザのカレント作業ディレクトリが書き込みできない状態の場合には、 “@” という名前のリンクは使えません。

NEWS-OSRelease 4.1C

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