ACCT(2) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
acct − アカウンティングを ON または OFF に切り替える
形式
acct(file)
char ∗file;
解説
各プロセスの終了時にアカウンティング file へ記録を 書き込むように、 システムに指示します。 このコールは、 引数に既存のファイルを 指すナルで終了している文字列が与えられると、 アカウンティングを ON にします。 終了した各プロセスの記録は file に追加されます。 引数 0 はアカウンティングを OFF に切り替えます。
アカウンティングファイルのフォーマットについては、 acct(5) で述べられています。
このコールは、 スーパーユーザだけに許されています。
注意事項
アカウンティングファイルが収められているファイルシステムが スペース不足になったときには、 アカウンティングは自動的にオフに切り替えられます。 再び使用可能なスペースができるとオンに切り替えられます。
リターン値
エラー時には −1 が返されます。 ファイルは存在していなければならず、 このコールは、 スーパーユーザだけが実行することができます。 アカウンティングが既にオンになっているときに ON にしようとするとエラーになります。
エラー
以下に示されている項目のうちの 1つが真である場合には、 acct は失敗します。
[EPERM] 呼び出しユーザがスーパーユーザではない。
[ENOTDIR] パスプレフィックスの構成要素がディレクトリではないものがある。
[EINVAL] パス名に最上位ビットのセットされたキャラクタが含まれている。 (NEW-OSでは、このエラーはありません。)
[ENAMETOOLONG]
パス名の 1構成要素が 255 バイトを 超えている、 またはパス名全体が 1023 バイトを 超えている。
[ENOENT] 指定されたファイルが存在していない。
[EACCES] パスプレフィックスの構成要素についてサーチパーミッションが 許されていないものがある。 またはパス名が普通のファイルではないものがある。
[ELOOP] パス名の処理で遭遇したシンボリックリンクの数が多すぎる。
[EROFS] 指定されたファイルが読み取り専用のファイルシステム上にある。
[EFAULT] file が、 そのプロセスに割り当てられたアドレススペースの外を 指している。
[EIO] ファイルシステムへの書き込みまたはファイルシステムからの読み取りを 行っている間に入出力エラーが発生した。
関連事項
バグ
クラッシュが発生したときに稼働していたプログラムに関する アカウンティングは記録されません。 特に、 終了しなかったプログラムについてはアカウンティングファイルに記録されません。
NEWS-OSRelease 4.1C