RCP(1C) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
rcp − リモートファイルのコピー
形式
rcp file1 file2
rcp [ −rp ] file ... directory
解説
rcp はマシンの間でファイルのコピーを行います。 指定した file もしくは directory 引数は、 “rhost:path”形式のリモートファイル名か、 ローカルファイル名 (‘:’を 含まない、 もしくは‘:’よりも前に‘/’がある) のいずれかです。 −r が指定されており、 かつ転送元ファイルのいずれかがディレクトリである場合、 rcp は指定されたディレクトリの全てのサブツリーをコピーします。 この場合転送先はディレクトリでなければなりません。 −p が指定されると、 転送元のファイルの最終修正時刻とモードを変更せずにコピーします (umask は無視されます)。 path がフルパス名でないときには、 rhost 上でのユーザのログインディレクトリからの相対パスであると判断されます。 リモートホスト上の path が (\、”、´ によって) クォートされているときには、 メタキャラクタはリモート側で解釈されます。 rcp はパスワード入力のプロンプトを返しません。 従って、 ユーザの現在のローカルユーザ名は rhost 上にも存在していなければならず、 さらに rsh(1C) を介したリモートコマンドの実行が許可されている必要があります。 rcp は転送元および転送先ファイルの双方が 現在のマシン上ではない第 3者コピーも行います。 ホスト名の形式として“rname@rhost”を 使うと、 リモートホストにおいて現在のユーザ名とは異なるユーザ名 rname が使用できます。 注意 : rcpとは、 あるホストから別のホストへのコピーを 行うためのものです。 偶然、 そのファイルをそれ自身へコピーしようとすれば、 結果としてそのファイルはつぶれてしまうでしょう (例えばホスト george から次のようなコマンドを 実行する場合 :‘george% rcp testfile george:/usr/me/testfile’)。 ユーザは常に自分がどこにいるかを 忘れてはいけません (ホスト名を ユーザのプロンプトに挿入することで、 これを助けることができます)。
関連事項
バグ
転送先がディレクトリでなければならないのに、 ファイルを指定したような場合のエラーは完全には検出できません。 リモートホスト上のファイル .profile もしくは .login、.cshrc 中のコマンドによって生成された出力により、 混乱を招く事があります。 rcp は新しいファイルに所有者名やモード、 およびタイムスタンプをコピーしません。 rcp で第 3者コピーを行うとき、 転送元のホストがリモートホスト上でのコマンドの実行許可を 持っていなければなりません。 ユーザがリモートホストで解釈すべきメタキャラクタをクォートするのを 忘れた場合、 理解不可能なエラーメッセージを受け取るでしょう。
NEWS-OSRelease 4.1C