WDMERGE(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
wdmerge − ditroff 中間ファイルに xwd イメージデータを合成するフィルタ
形式
wdmerge [scale]
解説
wdmerge は、xwd フォーマットの画像イメージデータを ditroff 中間ファイルに合成するフィルタです。 ditroff 中間ファイルを入力とし、その中のトランスペアレント・スループット エスケープシーケンスの位置に、指定した画像イメージデータを埋め込んで 標準出力に書きだします。
プリンタとディスプレイの解像度の差を吸収するために、 埋め込み時に、画像イメージデータを 2倍 〜 4倍まで拡大可能です。
ditroff ソースファイル中の記述
ditroff ソースファイルの、イメージを埋め込みたいページに、 以下のようなエスケープシーケンスを挿入します。
\!H850V2500
\!Dw image.xwd 1 3
1 行目の H850, V2500 は、それぞれ水平位置(左端からの距離)および 垂直位置(上端からの距離)を示します。 単位は umt で、NEWS のレーザービームプリンタ(400dpi)を 使用した場合、157(400 dpi / 2.54 cm/inch) が紙面上で約 1cm となります。
2 行目の image.xwd の部分にイメージファイル名を指定します。 続いて、’枠’、’拡大率’の記述がなされます。’枠’に 0 以外の値を 指定すると、枠付きで表示されます。’拡大率’ は 1 から 4 までの値が指定できます。
例
ditroff 出力に合成して、プレビューアで見る場合の例を示します。
% ditroff -ms draft | wdmerge | xprev
拡大率
ditroff ソースファイル中で拡大率の指定を省略した場合、wdmerge コマンドラインで指定した値が用いられます。 この指定を省略した場合のデフォルトの拡大率は 2 です。
画像イメージデータの 1dot は NEWS のレーザービームプリンタ(400dpi)を 使用した場合、紙面上で以下のような大きさになります。
拡大率大きさ
1 倍0.00635cm / dot
2 倍0.0127cm / dot
3 倍0.01905cm / dot
4 倍0.0254cm / dot
制限
イメージデータの深さ(pixmap_depth)および、1 ピクセルあたりのビット数 (bits_per_pixel) は、共に 1 でなければなりません。 また、バイトオーダー(byte_order) および、 ビットオーダー(bitmap_bit_order) は、共に MSBFirst でなければなりません。
ビジュアルクラスが GrayScale の場合、カラーマップは参照しません。 画像データのビットが 1 の部分が黒と認識されます。
関連ファイル
/usr/include/X11/XWDFile.h
関連事項
ditroff(1), xwd(1X), xwud(1X), xprev(1X)
NEWS-OS Release 4.1C