VACATION(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
vacation − 自動的にメールに返答する
形式
vacation [ −I ]
vacation [ −j ] [ −aalias ] [ −tN ] username
解説
vacation は自動的に来たメールに返答します。 返答には自分のホームディレクトリに作ったファイル .vacation.msg が用いられます。 このファイルは最低 ‘Subject:’ という行( ‘From:’ とか ‘To:’ という行を含んでいてはいけない) が、ヘッダーになければいけません。 例えば、次のようなものです。
Subject: I am on vacation
I am on vacation until July 22. If you have something urgent,
please contact Joe Jones (jones@f40).
--John
.vacation.msg ファイルに文字列 $SUBJECT がある場合は、返答が送られるとき元のメッセージのサブジェクトに 置き換えられます。つまり
Subject: I am on vacation
I am on vacation until Jy 22.
Your mail regarding "$SUBJECT" will be read when I return.
If you have something urgent, please contact Joe Jones (jones@f40).
--John
のような .vacation.msg ファイルは、 返答の際、元のメッセージのサブジェクトを含むようになります。 ‘To:’ または ‘Cc:’ の行に、元のメッセージの送付先のユーザか、 そのユーザの (複数あるかも知れない) 別名のうちの 1 つが 記されていないと メッセージ は送られません。 また、最初の From の行に文字列 −REQUEST@ が含まれている、或いは ヘダーに ‘Precedence: bulk’ または ‘Precedence: junk’ という行が含まれているときも メッセージは送られません。
オプション
−I .vacation.pag と .vacation.dir ファイルを初期化し、 「vacation」 を始めます。 −I フラグを指定しないで、 引数 user を与えると、 vacation は標準入力から最初の行を読み込みます ( ‘From:’ の行は、コロンなし)。 これがない場合は エラーメッセージ が表示されます。 オプションは、以下の通りです。
−aalias
alias が、 vacation を起動しているユーザの有効な別名のうちの 1 つ であるとし、 そのエイリアス alias に送付されたメールに対して返信します。
−j ‘To:’ または ‘Cc:’ の行に、受信者が記されているかどうかチェクしません。
−tN 同じ送付者へ再返信するまでの期間の変更。 デフォルトは1週間。 s, m, h, d, w は N をそれぞれ 秒、分、時、日、週 の単位にします。
使用法
「vacation」 を始めるためには、 ユーザのホームディレクトリ内に、
\username, "|/usr/ucb/vacation username" ( username は ログイン名 ) という形式の行を含む .forward ファイルを作成してください。 次に、以下のコマンドをタイプして下さい。
vacation −I 「vacation」 を止めるためには、 .forward ファイルを削除、又はファイル名を新しい名前に変更してください。 引数なしで vacation を動かした場合、 「vacation」 を対話的に オン / オフ することができます。 vacation は、はじめに .vacation.msg ファイルを作成します。 すでに存在する場合には、 このファイルを編集するために 環境変数 VISUAL または EDITOR で指定されているエディタ、或いは もしどちらの環境変数も設定されていない場合には vi(1) を起動します。 ホームディレクトリ内に .forward ファイルが存在する場合は、 .forward を削除するか聞いてきます。 そして 「vacation」 をオフします。 ホームディレクトリ内に .forward ファイルが存在しない場合は、 ファイルを作成し、自動的に 「vacation」 をオンする ‘vacation −I’ ファンクションを実行します。
関連ファイル
.forward
$HOME/.vacation.mesg
送信者のリストは、ホームディレクトリ内の .vacation.pag または .vacation.dir ファイルにあります。
関連事項
NEWS-OSRelease 4.1C