SNMPRTMETRIC(1) — NEWS-OS Programmer’s Manual
名称
snmprtmetric − ルーティングメトリックを監視する SNMP アプリケーション
形式
snmprtmetric [options] agent
解説
snmprtmetric は、ルーティングメトリックをグラフィカルに表示します。 エージェント agent にルーティングメトリック情報を問い合わせて、 各ネットワークに対するメトリックを棒グラフで表示します。 agent は、モニターしたいホストのアドレスです。128.213.1.2 のような ドット記法かホスト名で指定して下さい。 監視したいネットワークはコンフィギュレーションファイルの中に 記述して下さい。(後述 コンフィギュレーションファイル 参照)
対象ネットワークに対するルーティングメトリック情報を エージェントが知らない場合、表示の上では Unreachable となります。 エージェントが、メトリック情報で 16 を越える場合にも Unreachable が表示されます。 snmprtmetric は、しきい値をチェックする機能を持っています。 もし、ルーティングメトリックが (以前のものと比べて) 悪くなっている場合には、 メトリック表示ラインを ’|’ によって二つの棒に区切って表示します。
SNMP オプション
-f config_file: ルートメトリックを知りたいネットワークを、 コンフィギュレーションファイル configfile から読み込みます。 現在のバージョンでは、このオプションは必要です。
-c community_name: agent に問い合わせるときの コミュニティ名を community_name にします。 デフォルトのコミュニティ名は "public" です。
-i interval: ルーティング情報を問い合わせる間隔を interval 秒にします。 デフォルトでは、60 秒です。
-l logfile: ルーティングメトリックの変化を logfile に記録します。
-r: 反転表示にします。
コンフィギュレーションファイル
snmprtmetric のコンフィギュレーションファイルは以下のフォーマットで 記述されます。
net_name ipaddress
この場合の ipaddress は、133.138.150.0 のように記述してください。 "0" の部分を省略できません。 また、’#’ で始まる行は、コメントになります。
コマンド
コマンドは、’q’ コマンドを除いて vi から採用されています。
q: 終了します。
j,+: カーソルを下に動かします。もし必要ならスクロールします。
k,-: カーソルを上に動かします。もし必要ならスクロールします。
^L: スクリーンを書き直します。
^D: スクリーンがメトリック表示でいっぱいのときは、5 行スクロールアップします。 (ユーザーの視点は、5 行下がります) スクリーンがいっぱいではないときは、カーソルを 5 行降ろします。
^U: スクリーンがメトリック表示でいっぱいのときは、5 行スクロールダウンします。 (ユーザーの視点は、5 行上がります) スクリーンがいっぱいではないときは、カーソルを 5 行上げます。
^F: スクリーンが表示でいっぱいのときは、次のページに移ります。 カーソルは、最上行に移ります。 スクリーンがいっぱいではないときは、カーソルを最下行に移動させます。
^B: スクリーンが表示でいっぱいのときは、前のページに移ります。 カーソルは、最下行に移ります。 スクリーンがいっぱいではないときは、カーソルを最上行に移動させます。
0: カーソルを最上行に移動させます。
$: カーソルを最下行に移動させます。
o: 現在行の下に、新規ルートメトリックを追加する為の行を開きます。 行が開かれると、カーソルはルート名欄の最後に移動しますので、 ルート名を入力して下さい。欄の幅より長い名前でもかまいません。 デリートキーで 1 文字削除ができます。 ESC キーで入力終了すると、カーソルは次の欄に移りますので、 ネットワークアドレスを入力して下さい。 ここでも、デリートキーで 1 文字削除ができます。 入力が終了したなら ESC キーで入力を終了して下さい。 始めは、ルートメトリックはアンリーチャブル(16)として表示されますが、 次のポーリングのときに、正しい値が表示されます。
O: ´o’ コマンドと同様ですが、新しい行は現在行の上に開かれます。
バグ
snmprtmetric は、RIP専用のものです。 そのためのディスプレイフォーマットを採用し、 Unreachable とみなす値 (16) も RIP 用になっています。
表示するメトリックを削除する方法や、追加したネットワークのメトリックを 保存する方法、別のコンフィギュレーションファイルを新たに読み込む方法等 が提供されていません。 snmprtmetric は、コンフィギュレーションファイルを指定しなければ起動できません。 これらの問題点は、ユーザーが入力したエントリーをファイルに セーブする手段があれば解決できるでしょう。
snmprtmetric は、そのルーティングの得た方法 (例えば RIP とか) また、そのルーティングの age も出来れば表示したほうがいいでしょう。
関連ファイル
/etc/snmp.variablesMIB データベース
/usr/sony/doc/SNMPSNMP 関連ドキュメントのあるディレクトリ
configfileコンフィギュレーションファイル
参照
J.D. Case, J.R. Davin, M.S. Fedor, M.L. Schoffstall, Simple Network Management Protocol, Request for Comments 1157, Network Information Center, SRI International, Menlo Park, California, May, 1990. M.T. Rose, K. McCloghrie, Structure of Management Information, Request for Comments 1155, Network Information Center, SRI International, Menlo Park, California, May, 1990. K. McCloghrie, M.T. Rose, Management Information Base, Request for Comments 1156, Network Information Center, SRI International, Menlo Park, California, May, 1990. M.T. Rose, Editor Management Information Base: MIB-II, Request for Comments 1158, Network Information Center, SRI International, Menlo Park, California, May, 1990.
NEWS-OSRelease 4.1C