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⇒ scan(n) — NEWS-os 3.3

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inc(1)

pick(1)

show(1)

mh−format(5)

 

名称

scan − メッセージごとに1行の scan リストを作成する

形式

scan ­[+folder] ­[msgs] ­[−clear] ­[−noclear] ­[−form formatfile] ­[−format string] ­[−header] ­[−noheader] ­[−width columns] ­[−nocnv] ­[−help]

解説

scan は、指定されたメッセージ群に対してメッセージごとに 1行ずつのリストを作成します。 scan が出力する各行は、メッセージの番号(名前)、および日付、 “From:” フィールド、“Subject” フィールド、 場所が許す限り若干のメッセージの本文を含みます。 例えば、
 

15+07/ 5Dcrockernned  <<Last week I asked some of
16 −07/ 5Dcrockermessage id format  <<I recommend
1807/ 6ObrienRe: Exit status from mkdir
1907/ 7Obrien“scan” listing format in MH

 
メッセージ 15 の ‘+’ は、それがカレントメッセージであることを示します。 メッセージ 16 の ‘−’ は、返信が出されたことを示します。 この返信は、repl コマンドに ‘−annotate’スイッチを使って 作成された “Replied:” コンポーネントが示されたものです。
 
scan が出力する行のサブジェクト(題目)の後ろに 十分な場所が余っていて、本文の内容が十分短い場合には、 その行は << で始まり >> で終わる本文からのテキストで埋められます。 scan は、実際に指定されたメッセージを一つ一つ読み、 それを解析し、望まれたフィールドを引き出します。 メッセージの解析中、メッセージにフォーマットエラーがあると、 適切なエラーメッセージが出されます。
 
‘−nocnv’ が指定されると漢字の自動変換は抑制されます。
 
‘−header’ スイッチは、scan コマンドがリストする前に ヘッドラインを作ります。一般に、フォルダ名および現在の日付と 時間が出力されます(詳しくは 歴史 部分を参照してください)。
 
‘−clear’ スイッチが使われ、scan の 出力がターミナルへ向けられている場合には、 scan は環境変数 $TERM と $TERMCAP とを調べ、 ユーザのターミナルタイプを特定します。 これは、scan の終了前にスクリーンを消せるように、 スクリーン消去の方法を知る必要があるからです。 ‘−clear’ スイッチが使われ、scan の 出力がターミナルに向けられていない場合(即ち、パイプあるいはファイル)、 scan は終了する前にフォームフィードを送ります。
 
例えば、コマンド:
 

(scan −clear −header; show all −show pr −f) | lpr
 
は、カレントフォルダの scan リストを作成し、 それからフォームフィードが続き、それから フォルダ内のすべてのメッセージについて フォーマットされたリストが続きます。 ‘−show pr −f’ が省略される場合、 メッセージは 1行のヘッダと 2行の空行を区切りにして、繋がれます。
 
scan が “Date:” フィールドを持たないメッセージに出会うと、 scan リストを空欄で残さず、 代わりにメッセージを最後に書き込んだ日付でその欄を埋め、 その後ろに ‘∗’ を付けます。
 
scan で使用される出力フォーマットを変更するため、 ‘−format string’ あるいは ‘−format file’ スイッチが使われます。 これにより、scan リストの個々のフィールドが 簡単に引き出せるようになります。 string は単純なフォーマット文字列で、formatfile も単純なファイルです。 詳しくは、mh−format(5) を参照してください。
 
標準エスケープに加えて、scan は 次のような付加的なエスケープも識別します:

^エスケープ~^説明
^body~^本文の冒頭部分(圧縮されている)

 
MH が BERK オプション付きでコンフィギュレーションされたホストでは、 scan コマンドでは他に 2つのスイッチ ‘−reverse’ と ‘−noreverse’ が 使えます。これらのスイッチにより、 scan はメッセージを逆の順番でリストするようになります。 さらに、scan はリストを開始する前、 MH のコンテクストを更新するので、 長い scan リストを中断させ、新たなコンテクストを保存します。 MH の純粋主義者はこのようなアイデアを嫌っています。

関連ファイル

^$HOME/.mh_profile~^ユーザプロファイル

プロファイルコンポーネント

^Path:~^ユーザの MHディレクトリ
^Alternate−Mailboxes:~^ユーザのメールボックス
^Current−Folder:~^デフォルトのカレントフォルダ

関連事項

inc(1), pick(1), show(1), mh−format(5)

デフォルト値

^‘+folder’~^カレントフォルダ
^‘msg’~^全部のメッセージ
^‘−format’~^上記に説明したデフォルト値
^‘−noheader’
^‘−width’~^端末の幅

コンテクスト

フォルダが与えられた場合、それがカレントフォルダになります。

歴史

フォーマット文字列メカニズムを使用するようになる前、 ‘−header’ スイッチはリストの各欄が何であるかを示す ヘッダを生成するのに使われていました。 フォーマット文字列はこのようなことが起こるのを防ぎます。

バグ

‘−format’ スイッチに対する引数は、 scan コマンドを起動させるシェルによって1つのトークンとして 解釈されなければなりません。 したがって、ユーザは一般的にこのスイッチに対する引数を ダブルクォートで囲みます。

NEWS-OSRelease 3.3

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