名称
refile − 他のフォルダにメッセージを再ファイルする
形式
refile [msgs] [−draft] [−link] [−nolink] [−preserve] [−nopreserve] [−src +folder] [−file file] +folder ... [−help]
解説
refile は、ソースフォルダからのメッセージを 1つ以上の デスティネーションフォルダに転送(mv(1))、 あるいは連結(ln(1))します。 メッセージを 1枚の紙に例えるならば、 この操作はファイルに綴じていない紙(またはコピー)を ファイルキャビネフォルダに入れるようなものです。 メッセージがファイルされる時、そのメッセージはできる限り デスティネーションフォルダ(s)に連結されますが、 そうでない場合にはコピーされます。 デスティネーションフォルダがすべて同じファイルシステム上にある限り、 多重のファイリングによる記憶域のオーバーヘッドはほとんどありません。 このような機能は、 クロスファイルあるいはマルチインデックスメッセージに有用な方法です。 例えば、ARPA Map Project に関する Jones からのメッセージが受信された場合、 次のコマンド、
refile cur +jones +Map
は、メッセージを ‘Jones’ および ‘Map’ の両方のフォルダで見られるようにします。
オプション ‘−file file’ は、refile に対して、 フォルダからのメッセージの代わりに、 指定されたファイルをソースファイルとして使用するように指示します。 ファイルは他の MH メッセージのように正式に フォーマットされたメッセージでなければなりません。 即ち、メールドロップでのフォーマットにはなりません (メールドロップフォーマットのファイルを MH メッセージの フォルダに変換するには、inc(1) を参照してください)。
デスティネーションフォルダが存在しない場合には、 refile は、ユーザにデスティネーションフォルダを作るかどうかを 問い合わせます。否定の応答により、ファイル操作は中止します。
オプション ‘−link’ を指定すると、 メッセージのソースフォルダコピーを保存しますが (即ち、mv(1) ではなく ln(1) を実行させます)、 オプション ‘−nolink’ を指定すると、 ファイルされたメッセージをソースフォルダから削除します。 一般的に、メッセージがファイルされる時、 そのメッセージは各デスティネーションフォルダ内において 次の最大番号に割り当てられます。 ‘−preserve’ スイッチを使用すると、 メッセージのリネームを変更しますが、 名前の衝突が生じる可能性があるので、 このスイッチの使用には注意してください。
‘−link’ が省略される場合(あるいは ‘−nolink’ が指定される場合)には、 mv(1) と同様の方法で、 ファイルされたメッセージはソースフォルダから除去されます。
ユーザが、
rmmproc:/bin/rm
のようなプロファイルコンポーネントを持っている場合には、 refile は、単にメッセージファイルをリネームする代わりに、 指定されたプログラムを呼び出してファイルを削除します。
‘−draft’ スイッチは、refile に対して <mh−dir>/draft を ファイルするように指示します。
関連ファイル
^$HOME/.mh_profile~^ユーザプロファイル
プロファイルコンポーネント
^Path:~^ユーザのディレクトリ
^Current−Folder:~^デフォルトのカレントフォルダ
^Folder−Protect:~^新たなフォルダを作成するときにセットされる保護モード
^rmmproc:~^メッセージを削除するプログラム
関連事項
デフォルト値
^‘−src +folder’~^カレントフォルダ
^‘msgs’~^カレントメッセージ
^‘−nolink’
^‘−nopreserve’
コンテクスト
‘−src +folder’ が指定されると、それはカレントフォルダになります。 ‘−link’ と ‘all’ がともに省略されると、 ソースフォルダ内のカレントメッセージは最後のメッセージになりますが、 そうでない場合にはカレントメッセージは変更されません。
Previous−Sequence のプロファイルエントリが指定され、 さらにソースフォルダからの指定されたシーケンスの定義が行われると、 refile はデスティネーションフォルダのためにそれらの シーケンスを定義します。 この時、これらのシーケンスについては、 mh−profile(5) を参照してください。
NEWS-OSRelease 3.3