HUNT(6) — UNIX Programmer’s Manual
名前
hunt − マルチプレーヤー、マルチ端末のゲーム
形式
/usr/games/hunt [ −q ] [ -m ] [ hostname ] [ −l name ]
解説
hunt ゲームの目的は他のプレーヤーを絶滅させることです。部屋も宝も怪物も ありません。その代わり、あなたは迷路をさまよい、手榴弾を見つけ、坑道 を進み、壁とプレーヤーを撃ち倒します。死ぬ前にたくさんプレーヤーを殺す ほど、あなたの得点は高くなります。 −m フラグが与えられれば、モニタとしてゲームに入ります(動きを見ることは できてもプレイはできない)。
通常 hunt はローカルネットワーク上のアクティブなゲームを探し、もし見つからない 場合はローカルホストで 1 つスタートさせます。その際 hostname 引数 を与えてゲームの場所を指定することができます。プレーヤーの名前は −l オプションを用いてコマンドラインで指定できます。このコマンドシンタックス は rlogin/rsh との互換性を得るために選択されたものです。もし −q が与えられると、 hunt はネットワークに問い合わせ、アクティブなゲームが見つかったかどうか を報告します。これは .login スクリプトに役立ちます。
hunt は少なくとも 24 行、80 カラムで、カーソルアドレスの付いている CRT(VDT) で のみ作動します。画面は三つの区域に分かれています。右側はステータス区域 です。これはあなたがどれほどのダメージを受けているか、火薬が何発残っている か、誰がゲームに参加しているか、誰が走査しているか(名前の前に星印の付いた 人)、誰が隠れているか(名前の前にプラス印の付いた人)、そして他のプレーヤー の得点を示します。残りの画面のほとんどは迷路の地図が場所を占めています が、24 行目だけは別で、そこはステータス区域に入りきらなかった長めの メッセージ用に使われます。
hunt で動くためには、 vi で使うのと同じキーを用います。すなわち、左、下、上、右がそれぞれ h、j、 k、l です。あなたが向いている方向を変えるには、 大文字の動作キー(すなわち、HJKL)を使ってください。
他のコマンド:
f− 発射(あなたが向いている方向へ)(火薬 1 発使用)
g− 手榴弾を投げる(あなたが向いている方向へ)(火薬 15 発使用)
F− サッチェルチャージ(satchel charge) を投げる(火薬 25 発使用)
G− 爆弾を投げる(火薬 49 発使用)
o− スライム爆弾を投げる(火薬 15 発使用)
O− 大型スライム爆弾を投げる(火薬 30 発使用)
s− 走査(他のプレーヤーがどこにいるかを見る)(火薬 1 発使用)
c− 隠れる(走査している者から身を隠す)(火薬 1 発使用)
^L− 画面を描き直し
q− やめる
下記のような画面上の印が何かを知っていると、時には役に立つこともあります。
−|+− 壁
/\− 斜めの(進路をそらせる)壁
#− ドア
;− 小さな坑道
g− 大きな坑道
:− 射撃
o− 手榴弾
O− サッチェルチャージ
@− 爆弾
s− 小型のスライム爆弾
$− 大型のスライム爆弾
><^v− あなたの向かう方向が右、左、上、下
}{i!− 右、左、上、下を向いている他のプレーヤーたち
∗− 爆発
\|/
−∗−− 手榴弾と大きな坑道の爆発
/|\
サッチェルと爆弾の爆発は手榴弾よりも大規模です(それぞれ 5x5、7x7、3x3)。
その他の役に立つヒント:
• あなたが向かっている方向にしか発射できない。
• 発射は続けて 3 発しかできず、そのあと銃は冷却しなければならない。
• 射撃はそれが当たったマスのみに影響を与える。
• 射撃と手榴弾はあなたの動きの 5 倍のスピードを持っている。
• 誰かを刺すにはあなたはそのプレーヤーと顔を合わせ、その方向へ動かなくて はならない。
• 刺すと 2 点分、銃を撃つと 5 点分のダメージを与える。
• スライムは、それが当たるたびに 5 点分のダメージを与える。
• スタート時、火薬 15 発を持ち、新しいプレーヤーをやっつけるたびに もう 5 発獲得する。
• 手榴弾は、それが当たったマスを中心にした 9 マスに影響を与える。
• サッチェルは、それが当たったマスを中心にした 25 マスに影響を与える。
• 爆弾は、それが当たったマスを中心にした 49 マスに影響を与える。
• スライムは、それがだらだらと流れたマス目全部に影響を与える(それ ぞれ 15 または 30 マス)。
• 各新しいプレーヤーの迷路には小さな坑道が 1 つと、大きな坑道が 1 つ置かれ ている。坑道では、つまづく確率が、直接歩くと 5%、横向きで進むと 50%、後 向きで進むと 95% ある。坑道でつまづくとそれぞれ 5 点、または 10 点とられる。 クリアするとそれぞれ火薬を 1 発、または 9 発分になる。
• あなたは後ろを見ることはできない。
• 走査は(プレーヤーの人数の 20 倍)ターン分続く。走査は弾薬 1 つ分の火薬 を使うので走査で火薬全部を使い果たさないようにすること。
• 身を隠すとそれは 20 ターンのあいだ続く。
• 誰かを殺すといつでもダメージ耐久力を 2 点獲得し、ダメージは 2 点少なくなる。
• 連射は最高 5 文字まで。
• 一回の射撃で普通の(すなわち斜めでなく、ドアでない)壁を破壊する。
• 斜めの壁は射撃をそらし、方位を変える。
• ドアを射った弾はどの方向へ向くかわからない(上下左右へ)。
• 斜めの壁とドアは直接射撃したのでは破壊できないが、隣接した場所での 手榴弾の爆発で破壊できる。
• スライムは壁のまわりを流れるが、突き抜けては流れない。
• 壁は、破壊された順番に再生、再現する。再生した壁の 1% は斜めの壁か、また はドアとなる。壁がプレーヤーの真下にできると、プレーヤーはめちゃくちゃ な方向へ、不特定の時間、放り投げられる。そして着地する時、ダメージを 受ける(衝突する前に彼が受けていたダメージの最高 20 パーセントまで)。 つまり、いままで受けているダメージが少ないほどプレーヤーはすばしこく、 着地で怪我をしにくい。
• 環境変数 HUNT が、プレーヤーの名前を得るためにチェックされる。この変数を設定して いない場合は、 hunt がどんな名前でプレイしたいかを尋ねる。これが設定されていると、一文字 のキーボードマップも設定ができるが、この場合、オプションを列挙しなく てはならない:
たとえば、setenv HUNT “name=Sneaky,mapkey=zoFfGg1f2g3F4G”
は、プレーヤーの名前を Sneaky、z を o、F を f、 G を g、1 を f、2 を g、3 を F、そして 4 を G にマップする。 mapkey オプションは最後でなくてはならない。
• 一人しかプレイする人がいないと、これはつまらないゲームである。
得点は、殺した人数とあなたがゲームに入った回数の比であり、これは hunt の 1 つのセッション中しか保持されません。
hunt はロードアベレージを、 hunt ゲームが実行されていない時と較べて、大体(プレーヤーの数 + 0.5)ほど上昇 させます。ホスト 1 台につきプレーヤー 3 人、プレーヤーの総人数は 9 人 までに制限されます。
関連ファイル
/usr/games/lib/hunt.driver ゲームコーディネータ
著者
Conrad Huang、Ken Arnold と、Greg Couch;カリフォルニア大学、サン フランシスコ校、グラフィックス研究室
感謝
私たちは、このゲームのキャラクタを良くするために、プレイのテストに 無限の時間を提供してくださった Don Kneller、John Thomason、Eric Petterson、 そして Scott Weiner に感謝の意を表します。彼らにとってもっと 大切な人々が彼らを許してくれることを望む。本当は私たちは望んでいないが。
バグ
スピードを追及するため、すべてをできうるかぎりにリアリスティックにする というわけにはいきません。
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