JCONV(1J) — UNIX Programmer’s Manual
名称
jconv − 漢字コードコンバータ
形式
jconv [ option ] file ...
jis file ...
解説
jconv は、指定した file を順番に読み込み、 漢字コードを変換して標準出力に出力します。 ファイルの指定がないときは標準入力が用いられます。
option がなければ、入力コードを自動判別し、 環境変数 SYS_CODE (または SYS_KANJI) の内部漢字コードに変換します。
option は −xyz の形式で次のとおりです。
x 入力コード
sシフトJISコード
eEUC (拡張UNIXコード)
jJISコード (エスケープシーケンスは任意)
y 出力コード
sシフトJISコード
eEUC (拡張UNIXコード)
jJISコード ESC$B ESC(J
JBBJISコード ESC$B ESC(B
JBJJISコード ESC$B ESC(J
JBHJISコード ESC$B ESC(H
J@BJISコード ESC$@ ESC(B
J@JJISコード ESC$@ ESC(J
J@HJISコード ESC$@ ESC(H
z 出力カナコード (出力コードが JISコードの時だけ)
なしJIS 8ビットコード
kJIS カナ文字セット ESC(I
7JIS 7ビットコード SO/SI
小文字のオプションは大文字でも構いません。
jis は、JISコードを内部漢字コードに変換するためのコマンドでしたが、 現在では jconv にリンクされています。
例
jconv −je fileJISコードを EUCへ
jconv −SJBBK file
シフトJISコードを JISコード(新JIS漢字選択、ASCII選択、JISカナ選択)へ
注意
NEWS-OS 3.2 までに存在した −t や −v のオプションはなくなりました。 cat(1) を使用してください。
出力コード指定 j および J によるエスケープシーケンスは、ESC$B ESC(J に変更されました。
i、I、n、 N、b、B も互換性のために残されています。
ESC$B は新JIS漢字選択、 ESC$@ は旧JIS漢字選択、 ESC(B はASCII選択、 ESC(J はJISローマ字選択です。
ESC(H はスウェーデン名前用文字を指示するものですが、 JISローマ字選択の意味で使っている端末などが存在するので 用意しています。 通常は使用しないでください。
出力を JISコードにした場合、漢字選択後、 改行(0x0a)やタブ(0x09)などのコントロール文字、 および空白(0x20)や抹消(0x7f)を出力する前に ローマ字選択(または ASCII選択)のエスケープシーケンスを 出しています。 これは、冗長な変換ですが、 行単位でテキストを処理する UNIX のコマンドとの親和性を良くしています。
関連事項
NEWS-OSRelease 3.3