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uucp(1c)

uucico(8c)

uuxqt(8c)

UUX(1C)  —  UNIX Programmer’s Manual

名称

uux − UNIX から他の UNIX でコマンドを実行する

形式

uux [ − ] [ −cClLnprz ] [ −aname ] [ −ggrade ] [ −xdebug ] command-string

解説

uux は種々のシステムからファイルを集め、 指定したシステム上でコマンドを実行し、 結果の標準出力を、指定したシステム上のファイルに送信します。

command-string は、 シェルのコマンドラインのように、 1つ以上の引数からなりますが、 コマンドやファイル名の前には、 system-name! を置くことができます。 system-name がない場合には、 ローカルシステム上にあるものと解釈されます。

ファイル名は次のうちのいずれかです。

(1)フルパス名

(2)~user に続くパス名。 user は、指定するシステム上のログイン名であり、 そのユーザのログインディレクトリで置き換えられます。

(3)~に続くパス名。 ~ は、システムパブリックディレクトリ (usr/spool/uucppublic) を表します。

(4)カレントディレクトリまでの指定を省略したパス名。

例:

uux "!diff usg!/usr/dan/file1 pwba!/a4/dan/file2 > !~/dan/file.diff"

このコマンドは、 "usg" と "pwba" のマシンからそれぞれファイル file1 と ファイル file2 を取り出し、 diff(1) コマンドを実行して、 その結果をローカルシステムの ディレクトリ /usr/spool/uucppublic/dan の file.diff に出力します。

シェルの特殊文字 (例えば <>;|) を使用する時には、 command-string 全体を引用符で囲むか、 または特殊文字を個々の引数として囲まなければなりません。

uux は、 実行用のシステムにすべてのファイルを取り込もうとします。 また、 出力ファイルのファイル名は、 かっこを使ってエスケープしなければなりません。

例えば、

uux a!wc b!/usr/file1 \(c!/usr/file2 \)

コマンドはシステム “b” から /usr/file1 を取り出し、 システム “a” に送り、 そのファイルで wc コマンドを実行し、 その結果をシステム “c” へ送ります。

リモートシステムにおいて、 要求したコマンドが許可されない場合、 uux はメールでユーザに知らせます。 この通知は −n オプションで止める事ができます。

uux では、 次のオプションが使えます。

− uux への標準入力が、 command-string の標準入力になる。

−aname
name は、 実行要求者のユーザIDを置き換えるのに使うユーザID。

−c リモートマシンに転送する際に、 ローカルファイルをスプールディレクトリへコピーしない(デフォルト)。

−C 転送のために、 強制的にローカルファイルをスプールディレクトリにコピーする。

−ggrade
grade は英字/数字の 1文字。 0 から 9 まで、 A から Z あるいは a から z までのいずれか。 0 が最も高いグレードで、 z が最も低い。 デフォルトは A。 比較のために例をあげると、 uucp(1c) のデフォルトは n、 メールは通常グレード C で送られる。 ニュースのような重いジョブを実行するときには、 低いグレードを指定するべきです。

−l オリジナルファイルからスプールディレクトリへのリンクを試み、 作成する。 リンクが作成できない場合には、 ファイルをコピーする。

−n コマンドの終了時に、 ユーザへの通知をしない。

−p − と同じ。 uux の標準入力が、 command-string の標準入力になる。

−r ファイルの転送を開始しない。 ジョブをキューに入れるのみ。

−xdebug
デバッグ情報を標準出力に出す。 debug は 0 から 9 までの数字で、 この数字が大きいほど詳細な情報が得られる。 デバッグは特権ユーザにのみ許可される (この動作は L.sys(5) の読み出しアクセスを伴う)。

−z コマンドが失敗した時のみユーザに通知する。

−L uucico を −L フラグ付きで開始する。 ローカルサイトを作成するのみの強制呼び出しをする (uucico(8c) 参照)。

関連ファイル

/usr/spool/uucp スプールディレクトリ

/usr/lib/uucp/∗ UUCP のコンフィギュレーションデータとデーモン

関連事項

uucp(1c), uucico(8c), uuxqt(8c)

注意

セキュリティ上の理由から、 多くのシステムではインストールの際に、 uux を通じての要求によって実行可能なコマンドを制約します。 多くのサイトでは、 uux を経由したメール (mail(1) を参照) の受け取りを許します。

バグ

シェルのパイプラインの最初のコマンドのみに、 system-name! を使えます。 他の全てのコマンドは、 最初のコマンドが実行されたシステム上で実行されます。

シェルのメタキャラクタ ∗ を使用しても、 おそらく、 ユーザが期待する結果にはなりません。

シェルのトークンである << と >> は、インプリメントされていません。

csh(1) から uux を起動している時には、 csh のヒストリ機能を抑制するために、 ‘!’キャラクタの前に‘\’エスケープを前に置かなければなりません (クォートでは不充分です)。

NEWS-OSRelease 3.3

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