XCLIPBOARD(1) — UNIX Programmer’s Manual
名称
xclipboard − X クリップボードのクライアント
形式
xclipboard [ −toolkitoption ...] [−w] [−nw]
解説
xclipboard プログラムを使用して、 他のクライアントが CLIP_BOARD へ送るテキストのセレクションを収集し、表示します。 通常、これを使用して、様々な場所から選択されているテキストのブロックを 寄せ集め、保持します。
xclipboard は、テキストウィジェットを使用して、 クリップボードの内容を表示するので、 CLIP_BOARD へ送られたテキストを、 別のアプリケーションで使用するために再選択することもできます。
xclipboard ウィンドウは、 ウィンドウの最上部に以下のボタンをもっています。
quit このボタンを押すと、 xclipboard は終了します。
erase このボタンを押すと、テキストウィンドウの内容が消去されます。
オプション
xclipboard プログラムは、 すべての標準の X ツールキットのコマンド行オプション、 ならびに以下のオプションを受け付けます。
−w このオプションは、長すぎてクリップボード中の 1 行に表示することのできない テキスト行を次の行へラップアラウンドすることを示します。
−nw このオプションは、テキストの長い行をラップアラウンドしないことを示します。
クリップボードへの送信
テキストは、クライアントが CLIP_BOARD セレクションの所有権を 主張するときは必ず、クリップボートレへコピーされます。 ユーザがクリップボード使用のためにユーザのリソース構成ファイルに 含みたいと望むイベントへの束縛の例は次のとおりです。
∗VT100.Translations: #override \
Button1 <Btn2Down>:select-end(CLIPBOARD) \n\
Button1 <Btn2Up>:ignore()
∗Text.Translations: #override \
Button1 <Btn2Down>:extend-end(CLIPBOARD)
X のデフォルト
このプログラムは、すべての標準の X ツールキットのリソース名とクラス、 ならびに以下のものを受け付けます。
wordWrap ( クラス WordWrap)
このリソースは、テキストの行を次の行へラップアラウンドするか否かを 指定します。 デフォルトは no です。
関連事項
X(1), xcutsel(1), xterm(1),
セレクションをどのように行い、それをどのように CLIP_BOARD へ送るか についての個々のクライアントのドキュメンテーション。
バグ
消去ボタンはまだインプリメントされていいません。
クリップボードの内容をセーブするファイルを指定する方法をもつ方が 望ましいでしょう。
ファイル
/usr/lib/X11/app-defaults/XClipboard − 必要なリソースを指定します。
版権
Copyright 1988, Massachusetts Institute of Technology
権利と許可の声明文については、 X(1) を参照のこと。
著者
Ralph R. Swick, DEC/MIT Project Athena
NEWS-OSRelease 3.3