PI(1) — UNIX Programmer’s Manual
名称
pi − Pascal コード変換インタープリタ
形式
pi [ option ] [ −i name ... ] name.p
解説
pi は、 ファイル name.p 内のプログラムを 変換し、 カレントディレクトリ内のファイル obj にインタープリタコードを生成します。 インタープリタコードは、 px を使用して実行できます。 pix は、 Pascalプログラムの‘ロードと実行’に相当し、 pi と px の両方の機能を兼ね備えたコマンドです。
以下のフラグは pi によって解釈されます。 Berkeley Pascal User’s Manual で解説されているように、 これらのオプションはプログラム中のコメントでも制御することができます。
−b output ファイルのバッファを ブロックします。
−i 指定された手続きや関数、 そのとき処理された指定の include ファイルのリスティングを 作成します。
−l 変換中のプログラムのリスティングを生成します。
−n リストされる各 include ファイルを、 banner ラインを 付けて新しいページで始めます。
−p エラーが発生したときに、 post-mortem 制御フローのバックトレースを 中止し、 ステートメントリミットのカウントを中止します。
−s 標準 Pascal のみを 受け入れます。 標準でない構文は、 警告診断メッセージが出力されます。
−t サブレンジ変数の実行時テストを 中止し、 assert ステートメントを コメントとして扱います。
−u カードイメージモード。 入力行の先頭の 72 文字だけを 使用します。
−w 警告診断メッセージを抑止します。
−z ステートメントカウンタを生成することにより、 pxp での実行プロファイルを可能にし、 生成されたオブジェクトを実行したとき、 プロファイルデータファイル pmon.out が作られるようにします。
関連ファイル
file.p入力ファイル
file.iincludeファイル(複数)
/usr/lib/pi2.∗stringエラーメッセージのテキスト
/usr/lib/how_pi∗基本的な使用法の説明
objインタープリタコード出力
関連事項
Berkeley Pascal User’s Manual
pix(1), px(1), pxp(1), pxref(1)
診断
基本的な説明には、
pi
を実行してください。 トランスレータからの診断出力は、 文法エラー含む行が、 エラーを指示するフラグとともにリストされます。 診断メッセージは、 構文処理を 継続するために必要な回復メカニズムの操作を 指示します。 診断出力のなかには、 ‘malformed’であるとだけ示すものもあります。 これは、 入力を 文法上正確なものにするための単純な方法が見つけられない場合を 表わしています。 意味的なエラー診断出力では、 エラー箇所に近いソーステキスト行を指し示します。 エラー箇所を正確に突き止めやすいように、 複数の診断を出力するようなエラーの種類もあります。 フォローアップ(補助)メッセージは、 省略記号‘...’で始まります。 各エラーメッセージの最初の文字は、 そのクラスを示します。 E 致命的なエラー。コードは生成されません。
e致命的ではないエラー。
w警告 − 潜在的な問題。
s標準的でない Pascal 構文の警告。 それ以上の処理が継続できないような重大なエラーが生じた場合は、 トランスレータは診断を出力して‘QUIT’します。
著者
Charles B. Haley, William N. Joy, and Ken Thompson
vax 11 への移植は、Peter Kessler
バグ
キーワード packed は、 認識されますが効果はありません。
簡潔化のために、 意味的エラーにはソーステキスト中の適当な箇所に目印をつけ、 ‘同じ’意味エラーについていくつもの診断を出力する代わりに、 procedure または function の末尾にまとめて要約するべきです。 include ファイルが存在するとき、 そのうちの 1つのファイル内の一番最後のプロシージャに関連する診断メッセージが、 その次のファイルの最初に現われることがあります。
NEWS-OSRelease 3.3