fuse(1) — Commands
名前
fuse − OSF/Motifウィンドウ・ベースのソフトウェア 開発、分析、メンテナンスのための環境。
構文
fuse [ オプション ... ]
機能
DEC FUSEはUNIXプログラマのためのソフトウェア 開発、分析およびメンテナンス環境である。 FUSEはMotifユーザ・インタフェース を備えた一連のツールを提供する。 これらのツールには、エディタ、プログラム・ビルダー、 ソース・コード・マネージャ、デバッガ、クロス・レファレンサ、 コール・グラフ・ブラウザ、ファイル比較ツール、マンページ・ ハイパテキスト・ビューア、検索ツール、パフォーマンス・プロファイラ、 ヒープ・アナライザ、プログラム・ビジュアライザ、オプションのC++クラス・ ブラウザが含まれる。
fuse コマンドはFUSEセッションを起動する。FUSEから 他のすべてのFUSEツールを起動できる Control Panelが表示される。 個々のツールはControl Panelから起動できる他、 コマンド行からの直接起動、または Common Desktop Environment(CDE) からの起動も可能。詳しくは、マン・ページと FUSEオンライン・ヘルプを参照。
コントロール・パネルは、現在開かれている プロジェクトとこれらのプロジェクト内で 実行しているツールを一覧する。 ツールメニューからツールを選択すると、FUSE が現在のプロジェクト内でそのツールを 起動し、それをコントロール・パネルの表示 領域に一覧する。
FUSEは次のオンラインヘルプを提供する。
•FUSE Overview − FUSEを初めて使用する場合は、 FUSEのControl PanelのTrainingメニューから Getting Started with FUSEを選択。
•FUSE Tutorials− FUSEツールの使い方を手順を追って 易しく説明したチュートリアルを利用するには、 目的のツールのHelpメニュー(または Control PanelのTrainingメニュー)から FUSEチュートリアルを選択する。
•ツールについて − ツールについての説明を読むには、目的のツールの メイン・ウィンドウのメニューを使い、そのHelp メニューからOn <ツール> (この場合の <ツール> とはユーザが 現在使用しているツールの名前のこと)を選択する。
•ダイアログボックス − ダイアログボックスの使用法についての 説明を見るには、ダイアログボックスの Helpボタンをクリックする。エラー・ダイアログボックス に表示される情報は、エラーが発生した状況とそのエラーから 回復する方法を示す。
•画面オブジェクト − 項目に特化した情報を表示するには、 ツールのHelpメニューからOn Context項目を選択する。 On Contextを選択すると、ポインタがクエスチョン・マークに 変わる。このクエスチョン・マークをメイン・ ウィンドウのフィールドやメニューなどのスク リーン・オブジェクトの上に移動してMB1ボタン を押すと、そのオブジェクトについての説明を 表示することができる。
•クイック・リファレンス情報 -- メニューを プルダウンしてポインタをメニューの項目に ドラッグすると、ポインタを合わせた項目についての 簡単な説明がツールのウィンドウ最下部の 情報領域に表示される。
オプション
−D デバッグ・モードでFUSEを起動するが、オプションで ローカルの fuseschema.msl と tools.rc ファイルを使用しても起動できる。
−display ローカルシステム:monitor
Control Panelを表示するローカル・システムを指定する。 このオプションを使って指定する例を次に示す。 % fuse -display locsys:0.0
−nott
ToolTalkサーバは起動してはならない。
−nostart
呼び出してプロジェクトの一部として保存した ツールが、FUSEをコマンド行から立上げた とき通常の方法で起動しなくなる。
−proj project-file-name
指定のプロジェクト・ファイルでFUSEを起動する。 プロジェクト・ファイルにより、作業コンテキスト を再び確立することができる。このオプションを使って FUSEを起動すると、そのプロジェクトで必要な 全データがリストアされ、プロジェクトの全ツール で利用できるようになる。FUSEは、FUSEの終了時に、 現在のプロジェクトのプロジェクト・データを 自動的に保存する。
−rc パス
TILコンパイラが生成したリソース・ファイルの tools.rc の絶対パス名を指定する。
−schema パス
TILコンパイラが生成したスキーマ・ファイルの fuseschema.msl の絶対パス名を指定する。
−tt 常にToolTalkサーバを起動する。省略時の設定により、 ToolTalkサーバが起動するシステムは、 コマンドの /usr/dt/bin/ttsession が存在し、 これをこのオプションと次のオプションを必要とせずに 実行することのできるシステムである。ToolTalk サーバは /usr/dt/bin/ttsession が存在しなかったり、 このコマンドが実行不可能な場合、 省略時の設定により起動されない。
−xref target-dir
FUSEセッションを起動することなく指定の ターゲット・ディレクトリ用の静的分析データ ベースを作成する。作成前に、あらかじめ 静的分析データ・ファイルを生成しておくことが 必要である。静的分析データ・ファイルの生成方法 についての説明は、日本語DEC FUSEハンドブックFpまた はオンラインヘルプを参照。
FUSEでは、標準X Toolkitコマンド行オプション のすべてを使用することができる。 詳しくはX(1)を参照。
fuseschema.msl ファイルと tools.rc ファイルの作成方法についての詳しい説明は、 DEC FUSE EnCASE Manual および til(1) リファレンス・ページを参照。
制限事項
FUSEは分散表示に対応しているが、分散アクセスには 対応していない。ツールの実行は同一システム上で行い指定するディレクトリ・パスにはノード名を含めること ができない。
ビルダを例外とし、同一ツールの複数のインスタンスを 1つのプロジェクトで実行することができる。 ビルダについては、1つのプロジェクト内 で1つのインスタンスしか実行できない。
またDatabase Managerは、グローバル名は検索中 のディレクトリに含まれるすべてのプログラムに 対してグローバルであることを想定している。 この前提条件は予期しない結果の原因となることがある。 たとえば、まったく関連性のないプログラムどうしが 同じ変数名や関数名を持つ場合、 Database Managerがクロス・レファレンスを起動したり、 または実際には何の関連性もないのにも関わらず 関係を呼び出したりすることがある。
著作権についての補足情報
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関連参照項目
atom(1), emacs(1), fusescript(1), fusebuild(1), fuseclass(1), fusecg(1), fusexref(1), fusecm(1), fusecompare(1), fusemerge(1), fusedebug(1), fuseedit(1), fusewinedit(1), fuseheap(1), fuseman(1), fusewinman(1), fuseprof(1), fuseport(1), fusepv(1), fusesearch(1), fusevc(1), gprof(1), hiprof(5), ladebug(1), make(1u), pixie(5), prof(1), third(5)
日本語 DEC FUSE ハンドブック
DEC FUSE EnCASE Manual (マニュアルCD上のオンライン・マニュアル)
Ladebug Debugger Manual: ウィンドウとコマンド行インタフェース